インドのマクドナルド:使用済み油をバイオディーゼル燃料に変換。保冷トラックの燃料に

(写真:ロイター/アフロ)

 インドのマクドナルドは、フライドポテトなどを揚げた使用済みの料理油をバイオディーゼル燃料に変換して、マクドナルドの保冷トラックの燃料として再利用する。インドでマクドナルドを展開するHRPL(ハードキャッスル・レストランツ社)が明らかにした。

「CO2排出量がかなり少ない」

 同社では既にムンバイにある85店舗のマクドナルドで使用済み油の回収を行っており、1か月で35000リットルのバイオディーゼル燃料に変換する体制を構築している。これからインドの西部と南部で275店舗でも使用済み油を回収予定で、将来的にはインドのマクドナルド450~500店舗で使用済み油を回収してバイオディーゼル燃料に変換していく。バイオディーゼル燃料は、一般のディーゼル燃料よりも二酸化炭素(CO2)の排出量がかなり少ない」と同社のディレクターのVikram Ogale氏は地球環境に優しい企業であることもアピールしている。

油を使わないライスメニューも登場

 インドのマクドナルドは宗教上の理由から牛肉のハンバーガーがない。フィレオフィッシュかチキンバーガーがメインだ。そこでインド人に人気の高い米食(ライスメニュー)を2018年8月から導入。油を使わない米食(ライスメニュー)として「スパイシーライス」と「チーズライス」というライスボールを提供していく。売上の5~8%をライスメニューにしていくことを目指している。それでもまだフライドポテトなど油で揚げた商品の人気は高い。

▼今回の取組を紹介するマクドナルド・インドの動画

▼マクドナルド・インドで導入する「ライスボール」の広告動画