ポーランド、ゲームで学べる平和の大切さ「My Memory of Us」
ポーランドのゲームメーカーが「My Memory of Us」というゲームを開発した。イギリスの俳優パトリック・スチュワートがナレーションをしていることでも話題になっている。
幼い少年と少女が平和に暮らしていたが、戦争が始まり侵入者がやってきて平和を乱され、捕まったら殺されてしまうので、逃げたり、隠れたりしていくというゲームで、第2次大戦中にナチスドイツに侵攻された時のポーランドに住んでいたユダヤ人らの迫害され追い立てられた恐怖と生き残るための逃亡がベースになっている。
ゲームの中ではナチスドイツではなく架空の敵、ロボット兵士に迫害をうけているが、ゲームを通じて戦争による敵の侵入と迫害、逃亡の恐怖、平和の大切さを学ぶことができる。
第2次大戦が終結して70年以上が経ち、当時の恐怖を語られる生存者も少なくなってきてしまい、ドイツによる侵攻、ポーランド人の抵抗、ユダヤ人迫害と大量殺害も歴史の授業で教科書で学ぶものになっている。当時の少年や少女らの想いや逃亡の恐怖、平和の大切さをこのゲームは伝えていこうとしている。
▼「My Memory of Us」のゲーム紹介トレーラー