米国ニュージャージー州、「歩きスマホ」事故対策として横断歩道の幅を狭める
日本だけでなく、アメリカでも「歩きスマホ」によるトラブルや交通事故が後を絶たない。特に信号待ちで止まっている時にスマホをチェックしており、そのまま信号が青になるとスマホを見ながら横断歩道を渡ろうとして衝突や交通事故に巻き込まれることが多い。
アメリカのニュージャージー州サミット市では「歩きスマホ」による事故防止の対策として、歩行者が素早く横断歩道を歩行するように、横断歩道の幅を狭めることにした。横断歩道の幅を狭くすることによって、歩行者が歩ける場所が少なくなり、歩行者がスマホをやらないで、急いで道路を横断してもらう。
さらに、自動車が右折や左折をしてきた時に、歩行者が「歩きスマホ」で自動車に気が付かないで事故が発生することが多いので、歩行者が歩いている間は点滅する標識を設置する予定。点滅する標識で、運転手に横断歩道に歩行者がいることを気づいてもらうようにする。点滅する標識の設置には1台につき25000ドル~40000ドル(25万円~40万円)のコストをかける。他にも歩行者が「歩きスマホ」をしないように横断歩道で注意喚起を行う標識なども導入する。果たして効果はあるのだろうか。