「シートベルト横転体験」本田仁美が一日署長:増加する「ながらスマホ」での交通事故

一日警察署長を務めた本田仁美

 秋の全国交通安全運動に合わせて2017年9月18日に東京都中央区の「中央警察署 交通安全キャンペーン」に、AKB48チーム8 栃木県代表の本田仁美が一日警察署長として参加した。

「横転体験車」でシートベルトの重要性をアピール

 本田仁美は一日署長として、都内にも数台しかない「横転体験車」で実際の横転シーンを体験。番組だったら芸人などが体を張って行うような「横転体験車」に乗車し、横転を体験していた。「アトラクションだったら面白いかもしれないが、実際にこのような事故があったら危ない。シートベルトの大切さを実感した」とコメント。シートベルトの重要性と安全運転をアピールしていた。

横転体験車で横転の体験する本田仁美一日署長
横転体験車で横転の体験する本田仁美一日署長

恐怖の「ながらスマホ」増加する事故

 たとえシートベルトをしていても交通事故に遭遇してしまう。実際、自動車事故の原因として大きな問題になっているのが「ながら運転」だ。特に運転中の「ながらスマホ」が増加している。「ながらスマホ」は道路交通法違反であり、本来は禁止行為だ。だが運転中にスマホが気になってチェックしてしまい、その瞬間に眼前に現れた自動車や歩行者などを避けることができずに、大きな事故につながるケースが後を絶たない。

 政府発表資料によると、交通事故全体の件数は年々減しているものの、「ながらスマホ」などによる交通事故が増加している。2016年には、「ながらスマホ」などが原因となる交通事故の件数は1,999件。2011年の1,280件と比べて約1.6倍に増加している。また「ながらスマホ」などが原因となる交通死亡事故も毎年発生しており、2016年は27件発生している。

 そして、政府資料によると事故の原因となったスマホ等の使用状況はメール、インターネット、ゲームなどの画像を見たり操作したりする「画像目的使用」が最も多く、2016年で927件(うち死亡事故17件)と事故原因の半数近くを占めている。自動車を運転しながら、スマホで動画を視聴している人はほとんどいないだろうが、LINEやメールが来たら、ついつい気になってしまうのだろう。他にも「スマホを取ろうとした、置こうとした」といった動作によって、よそ見をしてしまった瞬間に事故に遭うケースが866件と続いている。

 「ながらスマホ」で事故になるケースとして、3~4秒間、スマホの画面に目をやって、前方に視線を戻すと、車や歩行者を発見し、ブレーキやハンドルの操作を行って避けようとしたが、間に合わず、歩行者や自動車に衝突。たとえ運転手がシートベルトをしていて自分だけは助かっても、歩行者は死亡してしまう。時速40kmで走行する自動車は1秒間に約11m進むため、3秒間だけ目を離している間に約33m進んでいる。

 運転中の「ながらスマホ」の危険性は「歩きスマホ」の比ではない。「直線道路だからいいだろう」「ほんの一瞬だから大丈夫」ということは絶対にない。たとえシートベルトを着用していても、運転時にスマホをチェックすることは非常に危険であり、禁止行為だ。

 栃木県代表の本田が都内で一日署長を務めたのは、日本橋から栃木県・日光までの日光街道で交通安全を呼びかけるキャンペーンを東京、埼玉、栃木の警察が実施しているため
栃木県代表の本田が都内で一日署長を務めたのは、日本橋から栃木県・日光までの日光街道で交通安全を呼びかけるキャンペーンを東京、埼玉、栃木の警察が実施しているため
「アトラクションだったら面白いかもしれないが、実際にこのような事故があったら危ない。シートベルトの大切さを実感した」と語る本田仁美一日署長
「アトラクションだったら面白いかもしれないが、実際にこのような事故があったら危ない。シートベルトの大切さを実感した」と語る本田仁美一日署長