WAKUWAKU JAPAN、日本のコンテンツが大人気の親日国・台湾でも放送開始

(写真:アフロ)

「WAKUWAKU JAPAN」は、2016年9月1日19時から、台湾のケーブルテレビおよびIPTVで放送を開始した。「WAKUWAKU JAPAN」は2014年2月にインドネシアで放送開始された有料テレビ番組で、日本のコンテンツを24時間放送している。今回の台湾での放送開始によってWAKUWAKU JAPANはインドネシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・台湾の5つの国と地域で視聴可能となり、WAKUWAKU JAPANの有料放送の視聴可能世帯数は、合計約520万世帯2,006万人に拡大した(タイは地上波放送のため別集計。約1,673万世帯5,019万人が視聴可能)。さらにスリランカでの放送も決定している。

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9月1日の記者発表会。中央は台湾出身の一青窈さん
9月1日の記者発表会。中央は台湾出身の一青窈さん

親日国・台湾でも日本のコンテンツを24時間放送中

台湾の人口は約2,350万人で、846万世帯ある。有料放送の普及率が約9割で、ほぼ全世帯がケーブルテレビまたはIPTVに加入し、有料放送を楽しんでいる。WAKUWAKU JAPANは5つのプラットフォームで放送を開始し、台北市、新北市、桃園、新竹、台中、南投、雲林、台南、高雄等のエリアで約170万世帯、470万人が視聴可能になる。また、今後さらに多くのプラットフォームに加入し、放送を拡大していく予定だ。

台湾の人々はとても親日なことは有名だ。日本で東北や熊本で大震災があった時にも、どこの国よりも先に援助の手を差し伸べてくれるし、日本への観光客も多い。2016年7月19日に公益財団法人交流協会台北事務所が発表した台日世論調査では、「最も好きな国はどこか」との問いで1位 日本56%、2位 中国6%、3位 アメリカ5%と、圧倒的な1位を獲得した。日本に対する好意は日本コンテンツへの興味関心につながり、さらには訪日旅行につながっている。2015年には年間367万人が訪日し、台湾人6.3人に1人の割合で日本に訪れている。訪日時の旅行消費額も大きく、国土交通省観光庁が調べた訪日外国人消費動向調査によると、2015年の台湾人による訪日旅行消費額は5,207億円を上回ったことから、台湾の親日は日本経済にも貢献している。

WAKUWAKU JAPANでは 今後さらに日本と台湾の交流を深めていくべく、放送および放送外において様々な取り組みを企画している。台湾人が好きなドラマを中心とした最新作や台湾初放送番組の放送、現地流通とコラボレーションしたキャンペーン、日本の人気キャラクターを活用したマーチャンダイジング展開等を企画している。日本企業が運営する日本チャンネルとして、多くの日系企業様とコラボレーションに取り組み、日本製品の消費拡大や訪日客増加に貢献していこうとしている。

日本通が多い台湾向けの編成で差別化へ

親日国で日本のことは既にネットやテレビ、雑誌などでよく知っている台湾では、Videoland Japanや国興衛視など地元放送局が運営する日本コンテンツチャネルが複数存在している競争が激しい市場だ。WAKUWAKU JAPANでは台湾の人々がまだ知らない日本の魅力に気づき、ますます日本を好きになってくれることを目指いして台湾オリジナル編成を行っている。台湾ではどの年齢層でも日本のコンテンツに対する視聴ニーズが高いが、ターゲットは20~50代の男女に設定して、ドラマ、映画、カルチャーを中心に番組編成している。さらに台湾では共働き家庭が周流でテレビ視聴が最も高まる時間帯は夜7時から11時で、帰宅や食事の時間に重なる夜7時から9時は気軽に楽しめるカルチャー番組やバラエティ番組で、ひと段落した夜9時から11時は集中して継続的に視聴したいジャンルのドラマを放送している。

また日本で2016年7月から放送中の月9ドラマ『好きな人がいること』を現在WAKUWAKU JAPANでも放送して、各国で人気を博しているが、その特別番外篇をフジテレビが製作し、2016年11月から台湾で放送する。本作はWAKUWAKU JAPAN台湾開局記念としてフジテレビがオール台湾ロケで製作したもので、野村周平さんが同じ役柄で出演し、台湾で人気の文雨非(ウェン・ユーフェイ)さん、大人気アイドルグループSpeXialメンバーのTeddy(テディ)さん、女性アイドルグループA'N'Dメンバーのユーティンさんら台湾の豪華俳優陣らと共演する。

他にも台湾でも日本のアイドルAKB48グループが大人気で、台湾からはAKB48にも留学生として馬嘉伶(マチャリン)が来ているし、2016年7月には馬嘉伶がチーム8の倉野尾成美と佐藤七海とともに台湾を訪問した際には、現地のファンが多く集まって熱狂的な賑わいを見せた。また台北48(TPE48)が立ち上がることが2016年3月に発表されており、現地でも期待が高まっている。そしてWAKUWAKU JAPANではAKB48グループの選抜総選挙1位のHKT48の指原莉乃が出演する「指原莉乃のさしごはん」を台湾で水曜夜7時半から放送している。

台湾でも人気のAKB48チーム8の倉野尾成美と佐藤七海、そして台湾から日本のAKB48に留学しているマチャリンと台湾の研究生 (C)AKS
台湾でも人気のAKB48チーム8の倉野尾成美と佐藤七海、そして台湾から日本のAKB48に留学しているマチャリンと台湾の研究生 (C)AKS

さらに台湾では「台湾初放送」というフレーズに弱いので、日本で放送したての最新作番組を積極的に放送していく。現在でも日本で放送したての最新作ドラマ「Drama NEO」をはじめ、台湾初放送の番組を多数集めて、日本コンテンツへの感度の高い台湾の人がまだ見たことない日本の番組を提供していく。

WAKUWAKU JAPANの現地での影響力は大きく、例えばインドネシアではインドネシア人が日本を訪問する際に参考にするサイトで1位に選出されたこともあるように、WAKUWAKU JAPANが現地の人の日本の情報収集にも役立っている。また現地のホテルではWAKUWAKU JAPANが視聴可能なホテルもあり、そのようなホテルでは日本人の訪問者が現地で日本語の放送を見て楽しむこともできる。現地の放送や英語のニュースなどに興味がなくても、WAKUWAKU JAPANがあれば日本人にとっても懐かしく楽しい番組を常時放送しているので、現地でのホテル生活や駐在生活を支えてくれる。ジャカルタでWAKUWAKU JAPANで日本の番組が放送されていた時はテレビにかじりついて見入ってしまったものだ。日本通が多い親日国台湾においてもWAKUWAKU JAPANが日本のコンテンツを視聴する際の代表的なチャンネルになるのが楽しみだ。