Facebook:売上の95.5%が広告収入、その半数は北米市場

(Facebook)

Facebookは2015年11月4日、2015年第3四半期(7~9月期)の業績を発表した 。Facebookを毎日利用するデイリーアクティブ利用者(DAUs)は、2015年9月時点、全世界で前年同期比で17%増の10億700万人。月間アクティブ利用者数(MAUs)は、2015年9月時点、全世界で同14%増の15億5,000万人だった。Facebook利用者のうちほとんどの人が毎日利用していることになる。また毎日Facebookで再生される動画は80億回ということから世界中で多くの人が動画を見ている。

モバイルからのDAUは27%増の8億9,400万人、MAUは23%増の13億9,000万人だった。モバイル端末からのみアクセスするMAUは前年同期比59%増の7億2,700万人だった。モバイルでの広告売上高は広告売上高全体の約78%を占めた。Facebookの利用が全世界的にモバイルが中心であることがわかる。

▼Facebookの地域別MAUと比率(2015年Q3)

(公開情報を元に作成)
(公開情報を元に作成)

■広告が売上の95.5%で、その半数は北米市場

売上高は同45%増の45億100万ドルで、そのうち広告売上高が48%増の42億9,900ドルと売上全体の95.5%が広告収入である。そして広告売上高全体に占めるモバイル向け広告が約78%だった。

そして広告の売上のうち49.3%と半数を占めているのが、利用者の比率は14%の北米市場である。1人あたりの収入も北米市場が圧倒的に多く、利用者が急増しているアジア太平洋地域や途上国などその他の地域と比較すると約10倍とFacebookの売上高は北米市場に依拠していることが伺える。北米での広告収入の拡大と平行して、利用者が急増している新興国での売上の確保がこれからの課題であろう。

▼Facebookの地域別広告売上と比率(2015年Q3)

(公開情報を元に作成)
(公開情報を元に作成)

▼Facebookの地域別1人当たりの収入(2015年Q3)

(公開情報を元に作成)
(公開情報を元に作成)