AKB48が出演する「パピプペパピコゲーム」:テレビやネットで広がる遊びはローカライズされるか?

(c) AKS

2015年7月1日からAKB48が出演している江崎グリコの「パピコ」のCMがオンエアされている。CMでAKB48のメンバーが「パピプペパピコゲーム」という指さしゲームをやっている。

最初の人が突然「パピコ」と言って誰かを指さしてスタートする。指された人は「ピピコ」と言って次の人を指していく。「ピピコ」と言って次の人を指していく。その後「プピコ」「ペピコ」とパピプペポの順に続けていき、回数を重ねるごとに「パンパピコ」などになり、言い間違いをした人が負けとなる。

このような文章で読んでもゲームの実態はわかりにくいだろうがCMを見れば、すぐにわかるだろう。

また「パピプペパピコゲーム」の詳細なルール説明はネットにも出ており、誰でもネットで見て覚えて、友達同士で遊ぶことができる。

▼「パピプペパピコゲーム」 ルール説明(AKB48出演)グリコ

■テレビやネットで紹介されたゲームは全国で同じか?それともローカライズされていくのか?

かつてこのようなゲームや遊びは日本全国の地域ごとの特徴があった。例えば関東の「だるまさんがころんだ」という遊びも関西や東北などでは異なる名称で、地域独特の遊び方があった。そしてそれらの遊びは子供たちの間で伝承され、ネットの解説動画なんてなかった。

そして地域ごとで遊びの特徴や違いがあり、各地方の人と話をするとその違いに驚いたものだ。これからはテレビやネットで配信された遊びやゲームが地域ごとで地域に合わせてカスタマイズされていく時代になるのかもしれない。遊びという文化の伝承スタイルがテレビとネットの登場で変わってきている。

ネットの動画配信でゲームの説明をすることによって、全国どこにいても同じゲームを覚えることができるようになった。そしてテレビ、ネットのメディアを通じて全国いっせいに1つのゲームが広がっていくようになった。

これからは同じゲームや遊びでも地域の独自性、オリジナリティのあるものではなくなってしまうのか。それともテレビやネットという全国、全世界共通にコンテンツを配信できるメディアを通じて「全国いっせいに広がるゲームや遊び」が地域ごとでそれぞれの特徴が出ていく、つまりどのように「ローカライズ」されていくのか見ていきたい。

今回のAKB48が出演する「パピプペパピコゲーム」には47都道府県から選出されたメンバーで構成されている「チーム8」の山田菜々美(兵庫)と坂口渚沙(北海道)も出演している。彼女らの地元では「パピプペパピコゲーム」はどのように進化していくのだろうか。

▼グリコCM「パピプペパピコゲーム」