Yahoo!ニュース

2021年春夏、コンビニスイーツはどう動いた?話題の商品を一挙紹介

笹木理恵フードライター
プチ贅沢なスイーツからトレンドのスイーツまで、様々な商品が誕生 ※筆者撮影

コロナの収束も見えないまま、2021年も残り4ヵ月。思うように外出できない日々が続く中、コンビニのスイーツは身近な癒しを与えてくれる存在として、テレビやラジオ、WEBなど数々のメディアで連日のように新商品や話題の商品が紹介されています。そこで、2021年の春~夏に話題を集めたコンビニスイーツをまとめてみました。

①トレンドのスイーツ「マリトッツォ」が、コンビニでも続々!

8月に発売された、ローソンの「Uchi Café Spécialité 澄(すみ)ふわマリトッツォ(ヘーゼルナッツチョコ入り)」※筆者撮影
8月に発売された、ローソンの「Uchi Café Spécialité 澄(すみ)ふわマリトッツォ(ヘーゼルナッツチョコ入り)」※筆者撮影

2021年のトレンドスイーツといえば、イタリア生まれのマリトッツォ。スーパーやコンビニなど様々な場所で見かけるようになりました。

ふわふわのシフォン生地を使ったファミリーマートの「クリームシフォン マリトッツォ風」や、ベリーソースを合わせたセブン‐イレブンの「マリトッツォ ストロベリー&ラズベリーソース仕立て」、ヘーゼルナッツチョコを合わせたローソンの「Uchi Café Spécialité 澄(すみ)ふわマリトッツォ(ヘーゼルナッツチョコ入り)」など、コンビニによって個性も様々なマリトッツォが登場。SNSでは、食べ比べを楽しむ投稿も見られました。

②人気のアジアンスイーツも、2020年に引き続き登場

セブン‐イレブンの「台湾カステラサンド ミルクソース&ホイップ」※筆者撮影
セブン‐イレブンの「台湾カステラサンド ミルクソース&ホイップ」※筆者撮影

もうひとつ、トレンドのスイーツといえば、ふわふわ生地の「台湾カステラ」。ファミリーマートからは「クリームと味わう台湾カステラ」が、セブン‐イレブンからは「台湾カステラサンド ミルクソース&ホイップ」が発売。さらにセブン‐イレブンからは、「韓国風フルーツポンチ 花菜」も発売されました。セブン‐イレブンでは、2020年より「豆花」などのアジアンスイーツを展開しており、コロナ禍で思うように旅行に行けない中でさらなる注目を集めているようです。

③ファミリーマートの最新ヒット作!「バタービスケットサンド」

チーズクリーム、ラムレーズン、チョコの3種からスタートし、現在はレモン味も発売中 ※筆者撮影
チーズクリーム、ラムレーズン、チョコの3種からスタートし、現在はレモン味も発売中 ※筆者撮影

昨今のコンビニスイーツの中で、個人的に注目しているのがファミリーマート。スフレ・プリン、新感覚チーズケーキなどヒット商品を連発し、2021年には次なる看板スイーツに育てるべく「バタービスケットサンド」を発売。6月22日の発売開始から3日間で100万食を突破しました。ほろっとした口どけとバターの芳醇な香りを楽しめるビスケットと、なめらかでコクのあるチーズクリームとのハーモニーは、専門店のスイーツに匹敵する美味しさです。

④トレンドの“ピスタチオ”フレーバー

ローソンでは、バータイプやカップなど様々なピスタチオアイスが発売に ※筆者撮影
ローソンでは、バータイプやカップなど様々なピスタチオアイスが発売に ※筆者撮影

昨年に引き続き、人気のフレーバーとなっている「ピスタチオ」。コンビニでは、とりわけアイスカテゴリーの商品が多く、ローソンのウチカフェシリーズをはじめ、パピコやピノなどの人気アイスでもピスタチオ味が発売されました。

専門店のおいしさを追求したミニストップの「Patisserich(パティスリッチ)」※筆者撮影
専門店のおいしさを追求したミニストップの「Patisserich(パティスリッチ)」※筆者撮影

また、ミニストップからは、原材料から一つひとつにこだわり抜き、専門店のようなおいしさと見た目の美しさを追求した「Patisserich(パティスリッチ)」シリーズが発表に。第一弾として7月に発売された「ピスタチオガレット」は、ピスタチオのムースを主体にした本格感のあるスイーツでした。

⑤“抹茶スイーツ”のバリエーションが拡大

春に発売された、ファミリーマートの抹茶スイーツ ※筆者撮影
春に発売された、ファミリーマートの抹茶スイーツ ※筆者撮影

近年、人気となっているのが、抹茶のスイーツ。例年、新茶のシーズンに先駆けて発売される定番の季節商品ですが、数年前に比べて商品数や販売期間が増加傾向にあるように感じます。

2021年の抹茶スイーツは、セブン‐イレブンは「伊藤久右衛門」監修、ファミリーマートは「上林春松本店」監修、ローソンは看板スイーツのバスチーやどらもっちなどの抹茶味が登場しました。抹茶テリーヌや抹茶チーズケーキなど、抹茶スイーツのバリエーションも増えており、人気は今後も継続しそうです。

⑥シリーズ計23種類を発売!ローソン「ウチカフェ スペシャリテ」

「Uchi Café Spécialité 澄(すみ)とろ生スイートポテト」※筆者撮影
「Uchi Café Spécialité 澄(すみ)とろ生スイートポテト」※筆者撮影

コロナ禍の「身近でプチぜいたく」ニーズに応えるように、2020年10月より展開されているのが、ローソンの「ウチカフェ スペシャリテ」。モンブランやスイートポテトなど、なじみのあるお菓子のシンプルなおいしさを追求したご褒美スイーツシリーズで、これまでに23種類を発売。2021年7月末時点でシリーズ累計3,500万個以上を販売しており、おもに20代~50代の女性に支持されています。

⑦人気パティスリーとのコラボによる、プチ贅沢スイーツ

「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」監修の抹茶キャラメルシュー ※筆者撮影
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」監修の抹茶キャラメルシュー ※筆者撮影

2021年上半期も、コンビニでは様々な人気ブランドの監修スイーツが発売されました。セブン‐イレブンからは、すでに人気シリーズとなっている「ピエール・エルメ」監修の新作エクレア、ローソンからは、初めての取り組みとなる「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の監修スイーツが発売されました。「ピエール・エルメ」監修のエクレアは300円強、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」監修のシュークリームは2個入り640円と、コンビニスイーツとしては高価格帯の商品ですが、本格的な味わいが身近なコンビニで味わえると支持を集めています。

⑧ファミリーマート、40周年の特別な「フラッペ」

8月に発売された「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」※筆者撮影
8月に発売された「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」※筆者撮影

今年40周年を迎えたファミリーマートでは、「40のいいこと!?」をテーマに、様々な取り組みを行なっています。コンビニスイーツでは、春夏の人気シリーズ「フラッペ」で、人気ブランドとのコラボレーションを次々と実現。GODIVAやカルピス、森永ミルクキャラメルなどとのコラボが話題を集めました。

コンビニスイーツは、各社とも毎週新商品が4~5品発売されており、多くは約2週間で入れ替わってしまいますが、売れた商品についてはフレーバーや仕様を変えてシリーズ化することが多々あります。近年はとくに、SNSなどで消費者の反応がより見えやすくなっており、お客の声が商品開発に活かされるようになっています。次なるヒットスイーツも、すでにこの瞬間から生まれているかもしれません。

※紹介している商品は、現在は販売を終了しているものもあります

フードライター

飲食業界専門誌の編集を経て、2007年にフードライターとして独立。専門誌編集で培った経験を活かし、和・洋・中・スイーツ・パン・ラーメンなど業種業態を問わず、食のプロたちを取材し続けています。共著に「まんぷく横浜」(メディアファクトリー)。

笹木理恵の最近の記事