カフェで生まれたリワードアプリ。

CROWNIT

インドからおはようございます。まだまだデリーは寒い日が続いてます。そんなデリーからアプリネタです。

この半年で爆発的に伸びているリワードアプリがあるという。その名はクラニット(Crown-it)。子供の頃、コーラのふたを集めると景品をもらえたゲームに由来している。

このアプリのアイデアが生まれた瞬間のエピソードが面白い。ちょうど1年前、2014年初頭のデリーのカフェ。サミール(創業者)は、自分たちのアイデアが正しいかどうか確かめるため、カフェのお客さんを数人捕まえて尋ねてみた。「次に来店したときにフリーになるかディスカウントになるオファーに興味がありますか?」みんなの返事はそんなオファーには興味がない、ということだった。

だがその時、ある一人の客が来て言った。「もしフリートークタイム(通話料無料)をもらえるんだったら、またここに戻ってくるよ」

このことがサミールにアプリの青写真を描かせた。そしてクラニットが生まれた。

クラニットは、ローカルビジネス(レストランなどの店舗)を使うことでユーザーにキャッシュバックするという形態でクラウンを集めてもらう。そのキャッシュバックをオンラインショッピングや映画チケットやトークタイムに転換できる仕組みである。最近ではチャリティーへの寄付が大ヒットしているという。ビジネスモデルとしては、店舗側から成果(売上)に応じてフィーをもらうモデルと考えられる。

グルガオンだけのサービス提供だがユーザーは2.5万人おり、そのうち90%は紹介(referrals)だという。1000か所以上の店舗でキャッシュバックを行っている。現在はアンドロイドOSだけの提供である。

うまくいっている要因はいくつかあるが、10%以上とキャッシュバック還元率が高いこと、スペンド先(redeem)が豊富になること、エリアを絞って1000件以上のレストランを取り込んだことなどがあげられる。またキャッシュバックをもらうには、レシートを会計時にスキャンして送る必要があるが、そういった細かいオペレーションにも目が行き届いている。

日本でもこういったリワード(ポイント)サービスは多いが、ためたポイントはためた店で使わないといけないケースが多い。そのため複数のポイントカードを所持する必要があり面倒である。そういう意味ではクラニットはオフライン(店舗)からオンラインへうまくつなげた事例と言えよう。今後、レストランやカフェのみならず、サロン(美容院)、スーパー、商店など幅広い店舗にも拡大が見込まれる。

(参照元)

How 6-month-old rewarding app, Crown-it, is driving 1.5 crore monthly sale for local businesses in Gurgaon

Crown Itダウンロード(アンドロイド)