Googleインディアの売上は前年比2倍?

Googleインディアの2015年度の売上が10億ドル(1080億円)を超えそうと、エコノミック・タイムズ(電子版)が伝えている。理由は、イーコマース会社のヘビー・スペンディング(大量出稿)。2014年度の売上は300億インドルピー(530億円)で前年比47%の増加だった。2015年度の伸び率は、100%(約2倍)ということになる。

GoogleやFacebookのような会社にとってインドは矛盾している。彼らの顧客がインドマーケットで金を稼ぐのは難しいが、フリップカートやAmazonのようにキャッシュが豊富な会社は、オンライン広告をどんどん増加させている。IAMAIによると、イーコマース会社は、すでにトップ・スペンダーになっており、デジタル広告の市場のうち18%を占めているという。オンラインビジネスでは、売上のうち25%近くをマーケティングに費やす。しかしイーコマースの場合、それが50%近くになることもあるという。

私は2年前にインドのデジタル広告市場に参入したが、最初に気になったのが、どの顧客がデジタル広告を使っているかということだった。しばらくして、それがイーコマースということに気付いた。ただお金を使ってくれればよい顧客かというとそういうわけではなく、売掛金の回収で相当な苦労をした。VCからの投資待ちだとか、他も支払止めているから待ってくれだとか、色々な理由をつけて支払を遅らせてくる。広告をやめれば集客ができず売上があがらない、広告を続ければ資金が底をつく。マーケットは有望だが、生き残りは熾烈である。