
今井佐緒里
欧州研究者・物書き・編集者
フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出合い、EUが変えゆく世界観。社会・文化・国際関係などを中心に執筆。ソルボンヌ大学(Paris 3)大学院国際研究・ヨーロッパ研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。編著に「ニッポンの評判 世界17カ国最新レポート」(新潮社)、欧州の章編著に「世界が感嘆する日本人~海外メディアが報じた大震災後のニッポン」「世界で広がる脱原発」(宝島社)、連載「マリアンヌ時評」(フランス・ニュースダイジェスト)等。フランス政府組織で通訳。早稲田大学卒業。日本では出版社で編集者として勤務。 仏英語翻訳。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr
記事一覧
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- シティハンターの実写版がフランスで撮影中。フランスでの反応は?
- 『シティハンター』の実写版がフランスで製作されることになり、撮影が始まった。2019年2月6日フランス公開予定。フランスではどのような反応なのか。日本でもアニメ版が同時期に公開予定でどちらも楽しみだ。
- 2018/8/18(土) 21:41
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- トランプ政権の通商政策は、オバマ政権を一部踏襲し始めたのではないか。アメリカとEUは手を組むのか
- トランプ大統領とEUのユンケル委員長の合意は、とても貿易戦争の回避とだけでは説明がつかない。トランプ政権は、世界の規制争いに勝つために、オバマ大統領の大西洋貿易戦略TTIPを踏襲するつもりなのか。
- 2018/8/4(土) 8:17
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- アメリカとEU(欧州連合)、トランプ大統領とユンケル委員長の会談で、一番驚いたこと
- 欧州委員会のユンケル委員長が訪米して、トランプ大統領と会見した。米欧は、一応の和解に至ったようである。筆者が一番驚いたのは、ユンケル委員長の訪米と取り決めという行為そのものだった。
- 2018/7/29(日) 20:59
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- なぜジョージ王子はいつも半ズボンを履いているのか
- 英国のジョージ王子が7月22日、5歳の誕生日を迎えた。とても愛らしい姿に、思わず笑みがこぼれる。でも、なぜ王子はいつも半ズボンを履いているのだろうか。
- 2018/7/23(月) 22:42
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- なぜモンテネグロが第3次世界大戦? トランプ大統領のNATO問題発言
- トランプ大統領が、TVインタビューでNATO問題に関して「モンテネグロの人はとても好戦的」「第3次大戦が起こるかも」と言った。なぜモンテネグロなのか。なぜ第3次世界大戦が起こるのか。
- 2018/7/22(日) 5:57
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- 日本とEU(欧州連合)の経済連携協定の意味を、米・欧・アジアの3極から見て考える
- 日本とEU(欧州連合)が経済連携協定(EPA)に署名した。この協定は日本に、そして世界にとって、どういう意味をもつのだろう。アメリカ・アジア・欧州の3局から、経済・政治・軍事の3つの点で考えてみたい。
- 2018/7/20(金) 22:49
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- 「欧」と「米」は分離してゆくのか 中編:欧州の問題。将来EU軍で自立したいのかとPESCOを巡る議論
- NATOやアメリカから離れて、欧州独自の軍事行動を可能性のある「欧州介入イニシアチブ」。自国と欧州の軍事をどうしたいのかが問われている。ドイツとフランスの対立で焦点になったのはPESCOだった。
- 2018/7/11(水) 18:50
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- 「欧」と「米」は分離してゆくのか 前編:欧州独自の軍事路線「欧州介入イニシアチブ」にトランプの反応は
- 欧と米を一緒にできる時代は終わろうとしているのか。欧州9カ国が、独自の軍事行動につながる可能性の「欧州介入イニシアチブ」という新構想の創設に署名した。中旬のNATO会議を前に欧州の動きが慌ただしい。
- 2018/7/6(金) 7:11
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- トランプ大統領は、なぜロシアに接近しようとしているのか。鍵は中国、EU、イスラエルとスエズ運河か
- アメリカのトランプ大統領がロシアに接近しようとしている。クリミア併合を承認するのではとすら言われる。なぜなのか。ロシア、EU、中国、そしてイスラエルが深く関わっているのではないか。舞台は地中海だ。
- 2018/7/3(火) 8:42
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- トランプ政権が在独米軍を移転? クリミア併合を承認? 米・露・欧(EU)・中の4つ巴でどうする日本
- 驚きのニュースが2つ同時に飛び込んだ。トランプ政権が在独米軍の移転を考えており、ロシアのクリミア併合を否定しないかもというのだ。米露が接近したら米・露・EU・中国の4つ巴になるだろう。日本はどうする。
- 2018/7/2(月) 10:00
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- 「ロナウドはモロッコ人!」ジダンも巻き込んでネットで盛り上がるW杯 ポルトガル VS モロッコ戦
- いよいよワールド・カップのポルトガルVSモロッコ戦が、明日20日迫った。いまフランスでは「ロナウドはモロッコ人!」というネタで、ジダンも巻き込んで盛り上がっているサイトがある。英雄パワーはすごい。
- 2018/6/19(火) 18:43
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- マケドニアが国名を変更。国旗も変更させたギリシャとの24世紀にわたる因縁と、忍び寄る中国とロシアの影
- マケドニアが国名を変更することにギリシャと合意した。アレクサンダー大王の時代から24世紀。両者はなぜ争っているのか。ロシアと中国の影響とは。EU(欧州連合)の役割は。民族とは何かを考える。
- 2018/6/14(木) 15:43
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- 日本には存在しない欧州の新極左とは。(3) EUの本質や極右等、欧州の今はどうなっているか
- 欧州には「新極左」と呼ばれるような新しい政党と潮流が誕生して、格差社会の中で大きな支持を集めている。彼らはどのような主張をしているのか。EUをどう捉えているのか、どういう人々が支持しているのだろうか。
- 2018/6/11(月) 10:00
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- 日本人がぶれやすい極右の定義とは何か。EUの本質、そして極左とは。(2) 極右について
- 近年は欧州で極右の台頭が目に付く。ただ、日本語情報を見ていると、極右の定義がかなりふらついている感じがする。今回は(欧州における)極右の定義と、極右とEUの相関関係について説明したい。
- 2018/6/10(日) 10:00
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- 日本人が誤解するEU(欧州連合)の本質とは何か。欧州の極右、そして新極左とは。(1) EUについて
- イタリアやオーストリアなど極右と呼ばれる政権がEU(欧州連合)の加盟国に増えてきた。例によって反EUという言葉がメディアに踊るが、一体EUの本質とは何か。極右・極左とは何か。今回はEUの本質に迫る。
- 2018/6/9(土) 7:22
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- イタリア:五つ星運動と同盟の極右連立政権にみる欧州の苦悩 移民問題であなたは人権を語る資格があるか
- 欧州には、移民問題を前に「同じ人間として彼らを助けられるか」という重い問いが課せられた。五つ星運動は最後に負けてしまった。この政党の揺れと変遷は、イタリア人の苦悩、そして欧州の痛みを象徴している。
- 2018/6/5(火) 23:47
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- ヘンリー王子はなぜメーガン・マークルさんを選んだのか。オバマ前大統領夫妻との関係は。
- ヘンリー王子とメーガン・マークルさんが結婚した。なぜ今までほぼ英国人で白人の恋人ばかりだった王子は彼女を選んだのか。オバマ時代以降変化した英国とアメリカの関係、そして王子の言うオバマ夫妻との友情とは。
- 2018/5/21(月) 18:49
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- EU(欧州連合)27加盟国の駐中国大使が「一帯一路」を厳しく糾弾:中国に利するように設計されている
- EU(欧州連合)27カ国の大使が、中国のシルクロード計画「一帯一路」政策を「自由貿易を妨げ、中国企業を利するようにつくられている」と糾弾する報告書をまとめた。7月のEU中国サミットに向けての準備だ。
- 2018/5/6(日) 15:51
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- 南北朝鮮が分断のまま朝鮮戦争と冷戦構造の終結? 意味不明な事態はなぜ起きるのか
- 南北朝鮮で平和の機運が高まるのは素晴らしいことだ。しかし南北分断のままで「冷戦構造・朝鮮戦争の終結」という言葉が出てくるのは違和感を禁じ得ない。ドイツはどうだったか。板門店宣言と平和条約の違いは何か。
- 2018/4/28(土) 21:23
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- ソルボンヌの反乱:キャンパス封鎖 (2)フランスの大学生がデモとストライキで大学を封鎖している
- ソルボンヌ大学の前でデモが起きた2日後、マクロン大統領はインタビューで発言。その日の夕方、同大学は学生によって封鎖された。メディアは一斉に取り上げて一般人の関心を引くようになった。一体何が起きたのか。
- 2018/4/26(木) 20:43
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- フランスの大学生がデモとストライキで大学を封鎖している(1) マクロン大統領の教育改革の何に反対か
- フランスで学生が大きなデモとストライキをやってキャンパスを封鎖している。職員や教授混ざっている。全国で30ほど、完全封鎖の所もあれば一部機能が止まっている所もある。彼らは何を求めているのだろう。
- 2018/4/21(土) 22:50
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- プチデモン・カタルーニャ前州首相が仮釈放---欧州連合(EU)とドイツにとってどういう意味があるのか
- プチデモン氏は欧州逮捕状の「国家反逆罪」の対象にならなかった。ドイツの裁判所の判決はどういう意味をもつのか。欧州連合の設立理念、国民国家、王政。欧州とカタルーニャの行く末はー。
- 2018/4/11(水) 8:23
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- EU(欧州連合)「防衛同盟」への道:防衛パッケージ計画の背景(4)EUが軍事の行動計画で大幅に進展
- EUの「防衛同盟」が初めて一般教書演説の中に登場したのは、2017年のことだった。2016年の時点で既に「防衛パッケージ」と呼ばれる3つの計画がなされていた。なぜそのような動きになったのか。
- 2018/4/7(土) 12:51
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- トランプ大統領とNATOー欧州連合の自立のせめぎ合い (3)EUが軍事・防衛の行動計画で大幅に進展
- どの程度アメリカから自立するかという問題で、日本と欧州は驚くほど似ている所がある。トランプ大統領が誕生し、NATOと共に歩んだ欧州の国々の内部はどうなっているのか、EU独自の軍事戦略との兼ね合いはー。
- 2018/4/5(木) 9:15
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- 5000億ユーロの「コアネットワーク回廊計画」が軍事にー(2)EUが軍事・防衛の行動計画で大幅に進展
- 欧州連合が3月末「軍事(防衛)モビリティ行動計画」を発表。いわゆる「軍事のシェンゲン」は、NATOではなくEUの計画で5000億ユーロの「コアネットワーク回廊計画」を含むという。PESCOとの関連は。
- 2018/4/3(火) 11:55