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中古マンション価格が急上昇した場所から、これからの狙い目市区町村が分かった

櫻井幸雄住宅評論家
目立たないが中古マンション価格が上がった場所がある。写真はイメージとして筆者撮影

 「マンションレビュー」を運営するワンノブアカインド社が1月24日に「2021年12月 全国市区町村中古マンション価格ランキング100」を発表した。

 これは、2021年12月の時点で、全国の市区町村で中古マンション価格が高い場所100カ所をランキングしたものだ。

 今、日本で中古マンション価格が高い場所はどこかが一目で分かる……といっても、ランキング上位にランクインした市区町村は予想通りといえるものだった。

第1位 東京都港区

第2位 東京都千代田区

第3位 東京都渋谷区

第4位 東京都中央区

第5位 東京都目黒区

 1位港区と2位千代田区は、70平米換算で中古マンション価格が9000万円以上。3位渋谷区と4位中央区は同8000万円以上で、別格というべき高額ぶりだ。

 ランキング20位までに東京23区のうち17区が入り、それ以外でランクインしたのは武蔵小杉駅がある川崎市中原区(13位)と東京都三鷹市(18位)、川崎駅周辺や新川崎駅周辺を含む川崎市幸区(19位)……上位の市区町村名に驚きはないのだが、同ランキングを別の角度からみると、興味深い事実がわかった。

 今、まさに中古マンション価格が上がり始めた「狙い目エリア」が浮かび上がってくるからだ。

 注目したのは、ほぼ1年前(今回データでは2021年3月の数値を使用)と比べて、同年12月にはどれくらい中古マンション価格が上がったのか、下がったのかの騰落率。同調査から短期間に10%以上値上がりしている市区町村をピックアップしてみると、これまでスポットライトが当たっていなかった地名がいくつも出てくる。

 そのなかには、私からみても「狙い目ではないか」と思える市区町村名もある。

 中古マンション価格が急上昇している「狙い目市区町村名」と、狙い目と言える理由について解説したい。

短期間に27%も価格上昇した場所とは

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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