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コロナ感染拡大で増えそうな自宅療養。住宅の「換気機能」を高めることはできるのか?

櫻井幸雄住宅評論家
新型コロナウィルスに感染し、自宅療養となった場合、心配なのは家族の健康……。(写真:アフロ)

 新型コロナウィルスの全国的感染拡大で、今後、増えてゆくと考えられるのが、軽症者や無症状者に対する「自宅療養」。感染者が爆発的に増えれば、医療崩壊を防ぐため、自宅で待機する感染者の数は増えてゆくだろう。

 そうなると、次に心配されるのが、家族への感染だ。家の中でもマスク着用やこまめな消毒、そして適切な距離をとることは当然のこととして行われるだろう。

 それだけでなく、もっと積極的な対処法はないのだろうか。たとえば、窓を開け放しにしにくい夏の間、窓を閉めたままで住宅の換気機能を高めることはできないか……今、質問されることが増えてきた住宅の「換気」に関する知識を緊急解説したい。

マンション、一戸建ての換気機能とは

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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