2027年開業予定のリニア中央新幹線。開業すれば、品川・名古屋間がわずか45分で結ばれる計画という。東海道新幹線と並ぶ新たな大動脈として、期待値は高い。

 そのリニア中央新幹線で、大きく変わると目されているのが神奈川県の橋本駅周辺。近くで、リニア中央新幹線の新駅・神奈川県駅(仮称)が誕生する予定になっているからだ。

 今はまだ、都心から離れた不便な駅というイメージがあるが、リニア中央新幹線が開通すれば、品川駅までひと駅。10分程度の所要時間になる見通しという。品川駅まで10分といえば、JR京浜東北線でいえば大田区の蒲田駅あたり。神奈川県の橋本駅が、そんなに便利な場所になるのなら、今のうちにマイホームを買っておこう。そう考える人が多いので、橋本駅周辺の人気が高まっているわけだ。

 「リニア中央新幹線で、橋本駅周辺が化ける」と考えられる背景には、似たような立地条件となる新横浜駅の繁栄がありそうだ。

 東海道新幹線の停車駅・新横浜駅周辺にはオフィスビルが並び、マンションの価格は大幅に上昇している。同様に活気づくならば、リニア中央新幹線が開通する前に買っておこう、と橋本駅周辺の人気が高まるのも無理はない。

 この「読み」に落とし穴はないだろうか。新横浜駅の状況を40年以上前から実地に見て知っている私の目から検証し、むしろこちらが狙い目では、と思える駅についても解説したい。

現在、花形駅になっている新横浜だが……