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業界初 余った容積率を上手く活用する野村不動産「プラウド日暮里テラス」の工夫とは

櫻井幸雄住宅評論家
余った容積率を上手に活用する「プラウド日暮里テラス」の販売センター。筆者撮影

 マンションは、認められた容積率を使い切って建設されるのが普通だ。超高層マンションの多くは、容積率の緩和を受けて建設が可能になる。容積率が大きければ大きいほどマンション建設は容易になり、容積率はどんなに大きくても、困ることはないと考えられている。

 ところが、希に容積率を消化しきれないケースがある。商業地域や近隣商業地域、準工業地域などで、容積率が大きく設定されているのに、高さの制限が足かせになるケースが代表例。その場合、余った容積率を使って居住性を高める工夫が凝らされる。

 たとえば、バルコニーの奥行を2メートル以上にすることや外廊下を内廊下にするといった工夫があるが、費用の問題もあり、簡単に採用できるものではない。

 その新しい工夫が、野村不動産の「プラウド日暮里テラス」に登場したので、詳細をレポートしたい。

地元の人たちに認められるマンションである

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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