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インディアン「FTR1200」が横浜に集結!本国デザイナーが魅力を語った

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
写真出典:Webikeバイクニュース 撮影/筆者(以下同)

第1回FTRミーティングを横浜の新名所で開催

12月4日に横浜の新名所「横浜ハンマーヘッド」(新港ふ頭客船ターミナル)にて、インディアン・モーターサイクル主催による第1回FTRオーナーズミーティングが開催された。

インディアン・モーターサイクルは1901年創業の米国初のモーターサイクルブランドで、映画「世界最速のインディアン」でも知られるように地上最高速度記録やレースなどでも輝かしい実績を残してきた。2014年に世界最大のレジャービークルメーカーであるポラリス・インダストリー社の傘下で復活したインディアンは、2019年現在において計25モデルを揃えるまでに成長している。

全米選手権3連覇のワークスレーサーレプリカ

その中でも特にスポーティなモデルとして現代のインディアンを象徴しているのがFTR1200シリーズである。全米フラットトラック選手権に初デビューした2017年からいきなり3連覇したワークスレーサー「FTR750」のイメージを投影した公道モデルで、最高出力120psを発揮する1200cc水冷Vツインを搭載。とりわけ、ファクトリーカラーに彩られた最上級バージョンの「FTR1200Sレースレプリカ」はLCDフルカラーディスプレイにザックス製前後フルアジャスタブルサス、アクラポビッチ製アップマフラー、ライドモードにトラコンなど電子制御も充実した豪華仕様になっている。

1950年代のヘリテージレーサーにインスパイア

今回のFTRオーナーズミーティングには全国からおよそ20台のFTRが参加。11月にオープンしたばかりの横浜ハンマーヘッド内にあるお洒落なレストランで、アメリカンスタイルの豪快なランチを食べながらオーナー同士の楽しい会話で盛り上がった。

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また、このイベントには横浜ホットロッドカスタムショー参加に合わせて来日したFTR1200のスタイリング担当デザイナー、Ola Stenegard氏も同席。あらためてFTR1200に対する思いやデザインコンセプトについて熱く語ってくれた。

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「FTR1200のデザインはレースと密接に関係しています。ヘリテージを重視して開発され、特にスタイリングに関しては1951年から1953年にかけて3連覇した当時の伝説的なマシンにインスパイアされています。そして、60年ぶりに復活したFTRは2017年、2018年、2019年と3年連続で全米選手権を制覇しました。フラットトラックで培ったレーシングスピリットをストリートにどう表現すべきか苦心しましたが、吸排気系のレイアウトなどを工夫することで、スリムで低いタンクと短いテールを持つ流れるようなボディシェイプを実現。操作性に優れるアップライトなポジションとしなやかなハンドリングを可能にする鋼管トレリス構造のフレーム&スイングアームを採用し、フロント19&リヤ18インチのセミブロックタイヤを装着するなど、公道用マシンとしての乗りやすさや利便性を損なうことなく、まさに本物のフラットトラックレーサーのスタイルに仕上げられています」

とOla Stenegard氏。外見を似せるだけでなく、車体構造やエンジンまわりのレイアウトなども含めて白紙の状態からデザインを練り上げていったようだ。

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会場ではオーナーの方々からの質問にも熱心に耳を傾けたり、愛車への手書きサインにも気さくに応じるなど人柄の良さも印象的だった。

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2020ニューモデルのリリースが控えるインディアン・モーターサイクルでは今後も様々なイベントを仕掛けながらオーナー同士が交流できる機会を増やしていく予定だ。今後の活動にも期待したい。

※原文より筆者自身が加筆修正しています。

出典:Webikeバイクニュース

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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