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日韓共に外国人観光客受け入れへ! 韓国は入国時の規制措置を緩和!

辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
ソウル明洞にあるロッテ免税店に殺到するマレーシア団体観光客(ロッテ免税店提供)

 明日10日から日本は外国人観光客を受け入れる。約2年ぶりに外国人観光客が日本にやって来る。但し、対象国は欧米及び韓国、中国など含め98か国(地域も含め)に限られている。また、海外からの観光客は旅行会社の添乗員が同行するツアー旅行に限定され、個人旅行はまだ認められていない。

 韓国はすでに今月1日から観光客を受け入れ、短期ビザの発給を再開している。韓国は入国者数の上限を設けていないが、日本は慎重を期して入国者の条件を1日2万人に限定している。

 韓国はまた、昨日(8日)からはワクチン予防接種の有無や国籍に関係なくすべての外国からの入国者への隔離義務を免除する。

 韓国では7日までは予防接種完了者に限って隔離免除を適用され、未接種者は7日間隔離されていた。予防接種完了者は3回目の接種を受けたか、2回目の接種から180日が経過していない人に定められている。すでに入国し、隔離中の人はPCR検査で陰性が確認された場合、その日から隔離が解除されていた。

 韓国防疫当局は国内でのコロナ感染者が減少傾向にあること、海外の感染状況も安定傾向にあることなどを勘案して外国人への隔離義務免除措置を施行しているドイツ、英国、デンマークなどに倣って、隔離義務をすべて解除することにした。

 韓国全国の一日の感染者は1か月前までは4万人前後で推移していたが、今月は1日9898人(1823人)、2日1万2542人(2442人)、3日1万2048人(2254人)、4日9835人(1719人)、5日5022人(738人)、6日6172人(952人)、7日1万3358人(2628人)、8日1万2161人(2009人)と推移している。※()はソウル

 韓国防疫当局は「外国人検疫規制の緩和に伴い新型コロナウイルス感染リスクが幾分高まるかもしれないが、多くの国民が集団感染やワクチン接種によって免疫を確保していることや隔離維持による社会的コストがかかるだけでなく、完全な隔離解除による経済的影響がはるかに大きいことなどを総合的に勘案した結果、今回の措置を講じた」と説明している。

 但し「BA.2」など変異株の国内流入が増え続けていることから引き続き監視は必要であると判断し、海外からの入国者に対しては現行通り入国前後の2回のPCR検査を義務付けている。入国者は入国前にPCR検査か、専門の迅速抗原検査を受け、入国後3日以内に再度PCR検査を受けなければならない。

 また、韓国に入国する航空機に搭乗する際には陰性確認書を提出しなければならないが、陰性証明書がない人や提出基準が満たされない人は搭乗できない。なお、ワクチン接種を終えた保護者と共に入国する場合に隔離が免除されていた未接種の子どもの年齢が満6歳未満から満12歳未満に引き上げられている。

 韓国の国民と長期在留外国人は保健所などで無料でPCR診察を受けることができるが、観光などで入国する短期滞在の外国人が空港検査センターなどで検査を受ける場合は有料である。

(参考資料:韓国の「コロナ感染者」1千万人に迫る! 全人口の「5人に1人」は感染か)

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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