韓国の「新型コロナ感染者」は20代が最も多く、死亡者は70代が最も多い!

集団感染を招いた大邱の新天地イエス教会の礼拝風景(出所:新天地イエス教会)

 新型コロナウイルスの韓国国内感染者の数は4日午前9時現在、5千人を突破し、累計で5328人に達した。このうち89,7%にあたる4779人は集団感染が発生している大邱市・慶尚北道から出ている。

 大邱市は昨日から今日にかけて405人増え、4005人。慶尚北道も89人増え、774人となった。

 地域別で3番目に多いのが京畿道の101人だが、前日よりも7人の増加で留まった。他の地域も1人、もしくは多くて3人程度の増で集団感染を引き起こしてない。ちなみに首都ソウル(99人)は1人、第2の都市・釜山(93人)も3人増えただけだった。また、全快し、退院した感染者も7人増え、計41人となった。

 年代別では20代が1575人と全体の29.6%を占めており、最も多い。続いて50代(1051人=19.7%)、40代(790人=14.8%)、60代(646人=12.1%)、30代(631人=11.8%)、70代(260人=4.9%)、10代(233人=4.4%)、80代~90代(108人=2.0%)、10歳以下(34人=0.6%)となっている。

 問題は死亡者の数だ。3月4日午前9時現在、32人が死亡している。このうち30人が大邱市及び慶尚北道から出ている。ちなみに日本は6人で、クルーズ感染者の6人を含めても12人である。

 死亡者の男女別では男性20人、女性12人で、世代別では70代が最も多く11人。続いて60代(8人)、80代(5人)と50代(5人)の順になっている。30代と40代それに90代はそれぞれ1人。20代と10代は1人もいない。

 時系列での韓国の死亡者は以下のとおりである。

 2月19日(1人)

 ★62歳の男性(慶尚北道)慶尚北道・清道のテナム病院の患者。病院で感染。

 2月21日(2人)

 ★54歳の女性(釜山市)新天地教会信者でテナム病院に入院していた。

 ★40歳の男性(慶尚北道)咳が出たため2月14日に病院で診てもらったが、気管支炎との診断結果。高血圧の持病を持っていた。

 2月23日(4人)

 ★56歳の男性(慶尚北道)テナム病院の患者。病院で感染。

 ★56歳の女性(大邱市)38番目の感染者で、慶北病院に入院していた。慢性疾患を患っていた。

 ★59歳の男性(慶尚北道)テナム病院の患者。病院で感染。

 ★61歳の男性(慶尚北道)テナム病院から2月21日に国立中央医療病院に転院していた。

 2月24日(2人)

 ★66歳の男性(大邱市)テナム病院の患者。病院で感染。

 ★68歳の女性(大邱市)感染が確認された新天地教会関係者と2月23日に接触。慶北大病院に入院していた。

 2月25日(2人)

 ★57歳の女性(慶尚北道)テナム病院の患者。病院で感染。

 ★35歳の男性(京畿道)慢性肝疾患と心不全が持病。2月24日に明知病院に入院後に感染が確認。

 2月26日(1人)

 ★73歳の男性(大邱市)慢性疾患、糖尿病や高血圧を患っていた。

 2月27日(2人)

 ★74歳の男性(大邱市)2月25日に陽性が確認。20年前に慶北大病院で親族移植を受けていた。

 ★62歳の女性(大邱市)肝臓癌患者で嶺南病院に入院したが、死去した翌日に陽性が確認。

 2月28日(4人)

 ★69歳の女性(大邱市)病床が空かないため自宅隔離中に死亡。高血圧と糖尿病の持病を持っていた。

 ★93歳の女性(大邱市)心臓疾患で大邱医療病院に入院中に死亡。

 ★62歳の女性(大邱市)癌を患っていた。死亡後に感染が確認。

 ★77歳の男性(慶尚北道)精神疾患で慶北病院に入院していたが、25日に陽性判定されていた。

 3月1日(3人)

 ★83歳の男性(大邱市)脳梗塞、高血圧、糖尿を患っていたが、病床不足により治療を受けられなかった。

 ★80歳の男性(大邱市)2月28日に陽性が確認され、慶北大病院に入院していた。高血圧の持病があった。

 ★86歳の女性(大邱市)2月28日に陽性が確認されたが、病床不足のため自宅で待機していたが、呼吸困難に陥り、救急車カトリック病院に移送中に死去。平素、糖尿と高血圧だった。

 3月2日(7人)

 ★80歳の女性(大邱市)2月26日に陽性と判定。自宅で隔離・待機中に死亡。持病はなかった。

 ★77歳の女性(大邱市)2月28日に保健所での検査で陽性が確認。自宅待機中だった。

 ★71歳の男性(大邱市)2月25日に陽性が確認されたことで慶北大病院に入院中に死亡。

 ★65歳の男性(大邱市)2月26日に陽性が確認され、嶺南病院入院し、治療を受けていた。

 ★64歳の男性(大邱市)2月26日に陽性が確認。嶺南病院入院し、治療を受けていた。

 ★79歳の女性(大邱市)ケミョン大学病院で死亡。死亡後に感染していたことが判明

 ★78歳の女性(大邱市)大邱カトリック病院で死亡。

 3月3日(4人)

 ★78歳の男性(大邱市)脳卒中で入院中に死亡。死亡後に陽性が確認された。糖尿などの持病を持っていた。

 ★83歳の男性(大邱市)3月2日に呼吸困難に陥り、ケミョン大病院に入院後に感染が判明した。

 ★75歳の男性(大邱市)2月23日に陽性が確認され、慶北大病院に入院していた。

 ★78歳の男性(大邱市) 嶺南大学で陽性判決を受けたが、病床不足により自宅待機中だった。高血圧などの持病あった。

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(近著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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