免疫学者、医師。免疫学の研究・教育を行う。生体内でのT細胞の動態を解析する測定技術Tocky(とき)の開発者。京都大学医学部・大学院医学研究科卒業。京大・阪大で助教を務めたあと英国に移動。2013年に英国でラボを開き、現在インペリアル・カレッジ・ロンドンで主任研究者、Reader in Immunology。がん・感染症(コロナなど)・自己免疫におけるT細胞のはたらきについて研究する傍ら、大学の免疫・感染症コースで教鞭をとる。著書「免疫学者が語る パンデミックの「終わり」と、これからの世界」「コロナ後の世界・今この地点から考える」(筑摩書房)、「現代用語の基礎知識」(自由国民社)などに寄稿。
記事一覧
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- デルタの「死滅・自壊」が第5波収束の原因ではないといえる理由
- デルタ株とワクチン集団免疫の夢と現実
- 英国の博打:免疫が左右するデルタ株流行のゆくえ
- 英の封鎖解除・オリンピック〜変異株の競争
- コロナ変異株にワクチンは効くのか
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- 英政府の対コロナウイルス戦争の集団免疫路線から社会封鎖への「方針転換」と隠れた戦略
- 英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策
- がん免疫とはどのようなものか〜がんの免疫療法を正しく理解するために
- 2018年ノーベル賞:基礎研究〜がんの新治療確立までの足跡をたどる
- 制御性T細胞とは何か - 時間から免疫細胞を理解する先端研究紹介
- 加計大学の獣医学部設立の議論に思うこと
- 匿名オンライン調査による論文というトンデモ研究に頼る反ワクチン活動
- 米国NIHがいきすぎた「選択と集中」を是正へ