英国総選挙は「2020年英国のトランプ」を阻止する布石になるか

英国首相テレーザ・メイが本日(2017年4月18日)に、2ヶ月後の6月に総選挙を実施することを決めました。現在のメイ政権が弱体であるため実施を余儀なくされたようです。

ここでまだ小さく目立ちませんが気にかかる話があります。英国独立党(UKIP)のパトロンでありBrexitの立役者であるアロン・バンクスは、英国エリート政治破壊を目指して(トランプ当選に大きな役割を果たしたメディア)Breitbartに相当するオルタナメディアWestmonsterをたちあげ精力的に活動中です。そのバンクスが最近英国紙ザ・ガーディアンのインタビューで不気味な予言をしています。

「Brexitはイギリスにおけるトランプの相当物ではない。(イギリスのトランプは)まだこれからなのだ。2016年(のBrexit国民投票)など、2020年~それは我々の審判の年になるが~の総選挙に比べれば無に等しい」

英国政治は余談を許さない状況が続いています。蓋を開けないとどうなるかわかりませんが、この総選挙でメイが政権地盤を安定できるならば、今後Brexitをめぐる深刻な混乱が予想されるなか、保守党・労働党がともに分裂・弱体化した状態で2020年の総選挙に臨むという最悪のシナリオを回避できるかもしれません。