戻ってきた緒方凌介選手!阪神ファームの育成試合にて《3/25、26》

25日の日本新薬戦にDHで先発出場した緒方選手。6回の右前打が復帰初安打です。

きょう27日、1軍が開幕しました。やっぱりオープニングセレモニー自体もゲストも華やかです。島本投手はどんな気持ちで見ていたかなあ。「出番、来いっ!」って強気なこと考えていたかもしれませんね。そうそう、島本投手はオープン戦でズボンが長い“1軍仕様”のユニホームだったんですが、なぜかビジターの方はストッキングを膝下まで見せた“ファーム仕様”になっていました。聞いてみると「ビジター用は長いのがなかったので、今作ってもらっています」とのこと。それを1年間着られるように頑張ってください。私も早く見慣れなくちゃ。

さて、故障のため開幕1軍メンバーに入れなかった選手もいますが、その中で今成選手、荒木選手、緒方選手は25日に行われた社会人・日本新薬との交流試合で揃って実戦復帰。さっそく緒方選手荒木選手にヒットが出ました。26日の三菱重工神戸高砂戦では今成選手もヒット。また22日の公式戦に続いて代打出場の原口選手も、25日に今季初ヒットを打っています。

【25日の試合結果】

先発の能見投手。シュッと伸びた足を久々に生で見ました。
先発の能見投手。シュッと伸びた足を久々に生で見ました。
5イニングを投げ7安打5四死球で5失点(自責4)の岩本投手。
5イニングを投げ7安打5四死球で5失点(自責4)の岩本投手。

《育成試合》 3月25日

阪神-日本新薬 (鳴尾浜)

新薬 001 000 023 = 6

阪神 100 002 000 = 3

◆バッテリー

【阪神】能見-岩本 / 清水

【新薬】中村(4回2/3)-大森(1/3回)-滝谷(2回)-三木(2回) / 鎌田-千葉(8回~)

◆本塁打 横田ソロ(中村)

◆三塁打 荒木

◆二塁打 北條、中園拓 

◆打撃(打-安-点/振-球/盗塁/失策)

1]中:横田   (4-2-1 / 2-1 / 0 / 0)

2]遊二:北條  (5-3-0 / 0-0 / 0 / 1)

3]三:今成   (2-0-0 / 0-1 / 0 / 1)

〃走左:一二三 (1-0-0 / 0-1 / 0 / 0)

4]右:伊藤隼  (4-0-0 / 0-1 / 0 / 0)

5]指:緒方   (3-1-0 / 1-0 / 0 / 0)

〃打指:原口  (2-1-0 / 0-0 / 0 / 0)

6]二:荒木   (3-1-1 / 0-0 / 0 / 0)

〃遊:植田   (1-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

7]一三:西田  (4-1-1 / 1-0 / 0 / 1)

8]左一:中谷  (3-0-0 / 0-1 / 0 / 0)

9]捕:清水   (3-1-0 / 0-1 / 0 / 0)

◆投手(打-振-球/暴投-失策/失-自)最速

能見 4回 63球 (4-4-1/0-0/1-0) 140

岩本 5回 82球 (7-2-5/1-0/5-4) 143

6回、右前打と相手エラーで二塁を陥れた緒方選手。
6回、右前打と相手エラーで二塁を陥れた緒方選手。
続く荒木選手が右越えタイムリー!悠々と三塁に到達。
続く荒木選手が右越えタイムリー!悠々と三塁に到達。
さらに西田選手が右前タイムリー!3連打で2点。
さらに西田選手が右前タイムリー!3連打で2点。

1回裏、横田の先頭打者ホームランで先制した阪神。しかしその後、5回まで3安打(1回・北條の右前打、2回・横田のファースト強襲内野安打、5回・北條の左中間二塁打)のみ。4四死球をもらいながら追加点を奪えませんでした。その間の能見は3回、1死からファースト西田のエラー(遊ゴロで捕球の際に足が離れる)で出した走者を、次のヒットで一、三塁として四球で満塁。4番・沖野の中犠飛で追いつかれています。

6回裏、先頭の緒方が右前打とライトのエラーで二塁まで進み、続く荒木の右越え三塁打で生還!さらに西田が右前タイムリーで、この回2点を取り3対1としました。しかし5回から登板の岩本は8回、ヒットと2四死球などで1死満塁とし、8番・植田のセカンド内野安打で1点。セカンド北條の送球エラーでもう1点が入って再び同点。

9回にはバントヒットの1番・福田を犠打で二塁へ進め、そこから四球、暴投、四球で1死満塁。なんと押し出し四球で勝ち越されます。なおも満塁で6番・中園拓に右越えタイムリー二塁打を浴びて2人を還し、3点のリードを許しました。こちらの打線は7回に2死から代打・原口が左前打、9回に北條が中前打して一二三が四球を選んだだけで得点なし。6対3のまま試合終了です。

「“次”につなげたい」原口

原口選手は22日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に続いて代打で出場。7回2死からではありますが、左前打を放ち「1本出てよかったですねえ」とニッコリ。うまく打てた?「そうですね。ちょっと早かったから逆方向を狙ってあそこでしたけど」。9回2死一、二塁で遊飛だった2打席目は残念。詰まっていましたか?「中へ(自分の手元へ)入れようとしてしまったかな」。バッティング感覚は悪くないそうで「もうちょいですね」とのこと。

原口選手(左)は25日に今季初安打を放ち、一塁で藤本コーチとグータッチ。
原口選手(左)は25日に今季初安打を放ち、一塁で藤本コーチとグータッチ。

守備についても「もう大丈夫です」と言っていましたが、週末の由宇遠征には参加していません。その間に右肩の検査をして、OKが出ればスローイングも解禁!これで本隊に完全合流となります。「やることをやってアピールして、次につなげたいです」と原口選手。“次”というのはもちろん、支配下選手への復帰でしょう。

右わき腹を痛めていた荒木選手はセカンドで先発出場。7回の守備から交代しました。6回にはタイムリー三塁打を記録していますが「ヒットというよりは試合の勘を大事にしていたので、出られてよかったです。ここからは実戦でどんどんやっていきたい。患部は大丈夫だと思う」とコメント。翌26日の三菱重工神戸高砂戦はファーストでフル出場して、由宇での広島戦に行きました。

同じく右わき腹痛から復帰の今成選手は5回2死二塁、代わったばかりの2人目・大森投手から初球をヘルメットに当てられ、そのままベンチへ。頭部への死球ということもあり、念のため病院で検査は受けましたが、翌26日も問題なく先発出場していて何より。もちろん27日からの由宇遠征にも参加しています。

緒方は「寂しかったから楽しかった!」

緒方選手は右ひざの手術をしてから、約半年ぶりの試合でした。そのせいか「楽しかったです!」と笑顔の第一声。「その気持ちを常に持ってやれれば成長していけると思う。とりあえずヒットは出たのでよかったです。走っても違和感はまったくなかった」といい感触だったようです。ただし「練習と試合の走塁は違いますね。きょうは(塁間で)膨らんでしまったので、試合に出てそういうところを修正していきたい」と自ら課題を課しました。

右前打で一塁へ走る緒方選手。右ひざの不安がなくなり、ことしは全開でいけますね!
右前打で一塁へ走る緒方選手。右ひざの不安がなくなり、ことしは全開でいけますね!

「ボールも見えている。って、見逃し三振があったから矛盾してしまいますけど、見えてスイングできたので。あとは捉えるべきところで捉えきれなかったところもあったし、そこは試合でしっかり捉えられるようにやっていきたいですね」。半年のブランクはそれほど大きくなかったみたいです。

守備も問題なく、この日は「能見さんが投げていたので迷惑をかけてもいけないだろう」とDHでの出場だったとか。1軍の投手陣が来なければ守っていたかもしれません。「半年の間にオフシーズンが重なり、空いている時間もあったけど、キャンプからずっと寂しかったので…。出られてよかった。トレーナーさんがサポートしてくださって、ここまで来られました。これからケガをしないこと、結果を残して1軍で活躍すれば恩返しになるので、頑張ります!」と誓った緒方選手も由宇遠征中です。

本塁打より気持ちよかった内野安打

最後に、先頭打者ホームランの横田選手のコメントをご紹介します。真っすぐを打って右中間へ。伸びましたねえ!と言ったら、ひとこと「風です」。ちょっと詰まっていた?「はい」。根もと?「たぶん」。感触は?「マジでライトフライだと思いました」。2安打ですね。「2本出たというか、次のヒットが気持ちよかった」と、2回のファースト強襲内野安打を挙げています。横田選手らしい、ってことでしょうか。

カメラに気づくと、こうやって顔を隠す横田選手。いずれは笑いながら出すんですけど。
カメラに気づくと、こうやって顔を隠す横田選手。いずれは笑いながら出すんですけど。

試合後の練習で、一番最後に必ず掛布DCとブルペンに入り、素振りをするのが日課。繰り返しやっているのが形になってきましたか?「そうであることを願います」。ふむ、新たな回答のフレーズを入手したのかな?今やっていることは「真っすぐに振り負けないことです」と横田選手。きょうの結果は次につながる?と聞かれ「そう願います」と答えました。しばらく使いそうですよ、これ。

【26日の試合結果】

では26日に鳴尾浜で行われた社会人・三菱重工神戸高砂との交流試合の結果も書いておきましょう。岩崎投手が素晴らしいピッチングを披露したみたいです。7回まで投げ4安打1四球で無失点。しかも10奪三振(1回から3回にかけての5連続を含み、3回で早くも8三振)って、すごいですねえ!本来は6回までの予定で、そのあと福原投手や田面投手も投げなくてはならないため1イニングしか延ばせなかったけど、そうでなければ完封も可能な勢いだったとか。

8回は福原投手が2安打で無失点、9回は田面投手が2四球で無失点。というわけで、もう1人登板予定のトラヴィス投手は投げられませんでした。ルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツに派遣される田面投手は30日に福井へ行くそうで、しばらくお別れになりますね。最後は四球なしで締めたかったでしょう。でも来月11日に開幕するBCリーグで、12日には阪神が交流試合をしに出かけていきますから、楽しみに待っていてください。

ちなみに、こちらの打線は4回に今成選手、伊藤隼選手が連打して無死一、三塁となり狩野選手の中犠飛。8回に登板した、もと阪神の若竹投手から植田選手が四球を選んで二盗、さらに岡崎選手の死球で三盗を決めて1死一、三塁。横田の左前タイムリー。以上の2得点だったと聞きました。4安打で勝っちゃったんですね。

《育成試合》 3月26日

阪神-三菱重工神戸高砂 (鳴尾浜)

三菱 000 000 000 = 0

阪神 000 100 01X = 2

◆バッテリー

【阪神】岩崎-福原-田面 / 鶴岡-岡崎(8回~)

【三菱】守安(5回)-伊吹(2回)-若竹(1回) / 森山-向井(8回裏)

◆二塁打 津野、那賀、森山 

◆打撃(打-安-点/振-球/盗塁/失策)

1]中:横田  (4-1-1 / 1-0 / 0 / 0)

2]二:北條  (4-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

3]三:今成  (2-1-0 / 1-1 / 0 / 0)

〃三:西田  (1-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

4]右:伊藤隼 (3-1-0 / 1-0 / 0 / 0)

〃投:福原  (0-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

〃左:緒方  (0-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

5]左:狩野  (1-1-1 / 0-0 / 0 / 0)

〃左:一二三 (1-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

〃投:田面  (0-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

6]一:荒木  (3-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

7]捕:鶴岡  (2-0-0 / 1-0 / 0 / 0)

〃右:中谷  (1-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

8]遊:植田  (2-0-0 / 0-1 / 2 / 0)

9]投:岩崎  (2-0-0 / 0-0 / 0 / 0)

〃捕:岡崎  (0-0-0 / 0-1 / 0 / 0)

◆投手(打-振-球/暴投-失策/失-自)最速

岩崎 7回 86球 (4-10-1 /0-0/ 0-0) 134

福原 1回 17球 (2- 1- 0 /0-0/ 0-0) 140

田面 1回 22球 (0- 0- 2 /0-0/ 0-0) 136