阪神のファーム教育リーグ選手成績&中日戦こぼれ話

ウエスタン・リーグの春季教育リーグは18日で全日程が終了。昨年リーグ優勝してファーム日本一にも輝いたソフトバンクがぶっちぎりです。

ソフトバンク 11試合 9勝1敗1分 勝率.900

オリックス  10試合 4勝5敗1分 勝率.444

阪神     10試合 4勝6敗    勝率.400

中日     10試合 4勝6敗    勝率.400

広島       5試合 0勝3敗2分 勝率.000

イースタン・リーグは既に開幕していますが、ウエスタン・リーグは21日。1軍はもう少し先ですので、オープン戦やファーム公式戦に選手が行ったり来たりはまだあるでしょうね。ただし、若手選手の“お試し期間”はもう終わりかなあと…少し寂しくなります。

タイガースの教育リーグ選手成績を書いておきました。2月の練習試合は別です。公式記録ではありませんので参考程度にご覧いただければと思います。また雁の巣のソフトバンク戦は詳細が不明だったため、今回は盗塁の項目を省きました。ご了承ください。

阪神 教育リーグ出場全選手成績

◆打者

◇捕手◇

【日高】 7試合 10-2-2 .200 (振3 球5)

【小宮山】5試合 10-0-0 .000 (振1 球2)

【梅野】 2試合  3-1-0  .333 (振1 球1)

【清水】 3試合  4-1-0  .250 (振1 球0)

【小豆畑】7試合  0-0-0  .000 (振0 球2)

【岡崎】 4試合  5-1-0  .200 (振2 球0)

【原口】 6試合  7-0-0  .000 (振1 球0)

◇内野手◇

【北條】 8試合 27-11-3 .407 (振6 球5)

【関本】 4試合   8-5-1 .625 (振3 球1)

【上本】 1試合   1-0-0 .000 (振1 球1)

【ゴメス】2試合   5-1-0 .200 (振0 球1)

【西田】 1試合   3-0-0 .000 (振1 球0)

【坂】  1試合   2-1-0 .500 (振0 球0)

【黒瀬】 10試合 25-8-4 .320 (振3 球1) HR1

【陽川】 8試合 21-5-3 .283 (振5 球3)

【荒木】 9試合 20-3-1 .150 (振5 球3)

【森田】 7試合 17-2-0 .118 (振6 球4)

【阪口】 8試合 11-3-0 .273 (振2 球2)

◇外野手◇

【柴田】 5試合 11-3-4 .273 (振0 球2)

【横田】 5試合 10-1-0 .100 (振1 球0)

【一二三】8試合 28-6-0 .214 (振8 球4)

【伊藤隼】4試合 14-2-3 .143 (振2 球1)

【中谷】 10試合 38-6-1 .158 (振10 球2)

【田上】 6試合   6-1-0 .167 (振0 球2)

【高山】 9試合 14-5-0 .357 (振2 球1)

【緒方】 1試合   2-0-0 .000 (振1 球0)

【俊介】 2試合   5-1-1 .200 (振1 球0)

【狩野】 4試合   8-4-1 .500 (振1 球1)

◆投手

【渡辺】 4試合 6回 率3.00 (安5 振5 球1)

【榎田】 1試合 3回 率0.00 (安1 振2 球0)

【能見】 1試合 4回 率4.50 (安4 振4 球1)

【藤原】 2試合 7回 率0.00 (安4 振4 球3)

【安藤】 1試合 3回 率0.00 (安3 振1 球0)

【岩田】 2試合 8回 率5.63 (安9 振3 球4)

【歳内】 2試合 6回 率0.00 (安5 振5 球1)

【秋山】 1試合 4回 率0.00 (安1 振4 球0)

【小嶋】 1試合 2回 率18.00 (安6 振1 球1)

【高宮】 2試合 2回 率4.50 (安2 振3 球2)

【吉見】 4試合 7回 率3.86 (安5 振5 球3)

【西村】 2試合 6回 率0.00 (安4 振3 球2)

【山本】 1試合 1回 率0.00 (安0 振0 球0)

【白仁田】2試合 5回 率7.20 (安6 振3 球4)

【二神】 2試合 8回 率1.13 (安3 振9 球2)

【岩崎】 1試合 5回 率0.00 (安1 振7 球1)

【玉置】 2試合 3回 率3.00 (安3 振4 球0)

【伊藤和】2試合 4回 率0.00 (安1 振10 球1)

【島本】 4試合 6回 率0.00 (安4 振7 球2)

北條選手が好調をキープしています。16日の最終戦で3安打を放ち、教育リーグ8試合の打率は4割超え!さらに2月の安芸キャンプで行われた練習試合との計14試合、すべて出塁というからすごい。この14試合で11三振していますが、選んだ四球も11でした。1軍のオープン戦も3月1日と2日の2試合に出場し、打撃機会のあった1試合はサードの野選で出塁。つまり今シーズン、打席に立って塁に出なかった試合はないってことですね。

「開幕して落ちたらどうしよう」と言いつつ、心配はしていなさそうな顔でしたよ。安芸キャンプで掛布DCから教わった“ひげダンス打法”の効果かな。キャンプ初日に掛布DCが「加藤茶、志村けんのひげダンスみたいに、ひざを柔らかく使って自分の重心をひざで感じなさい」と自ら踊って見せたものです。また別の日には、三木道三の『Lifetime Respect』を聴いて体を動かす掛布DCと北條選手を目撃。そして「北條、あしたもアレでいこう」「はい、アレですね」と楽しげに笑顔を交わす師匠と弟子でした。

岩崎についてD野本と中田は…

では15日と16日に行われた教育リーグ・中日戦のこぼれ話をご紹介します。阪神の投手2人に対する中日打者のコメントなんですが、まず16日に先発したルーキー岩崎投手。5回まで投げてヒットは4回の野本選手が記録したサード内野安打だけでした。その野本選手も1打席目は三振で「タイミングが取りづらい。変化球を張っていたのに来なくて(真っすぐを見逃し)、あー!と天を仰いだ」のだそうです。

スライダーで空振り、真っすぐを見逃し、2打席連続三振を喫した中田選手は「そろそろインコースに来るだろうと思ったのに来なくて打てなかった。真っすぐのキレもよかったし、ラインも出ていました。いいピッチャーですねえ。ただ僕は調子が悪いので…」と言っています。組み立てやコースなどは日高捕手の巧みなリードによるものでしょうけど、次の対戦が楽しみです。それが甲子園かナゴヤドームだったら、なおのこと。

谷「玉置のすべてがキライ」

次は、15日に抑えで登板し谷選手、高橋周選手、中田選手を3人で片付けた玉置投手について。空振り三振に倒れた谷選手の話です。まず「彼のすべてが嫌いなんです」と衝撃の?告白がありました。「6年間で打ったヒットは1本だけ。しかもラッキーヒット(笑)。だから前の回に1人でも出てくれと思っていたのに、よりによって」。なるほど。8回の攻撃でランナーが1人でも出れば、山本投手のままで打席に立てたわけですね。

ネクストバッターズサークルでバットを振りながら、一塁側で投球練習をする玉置投手が見えていたのでしょう。そして「よりによって」先頭で回ってきた9回裏の打席。谷選手は「きょうこそ打つ!と思ったら、初球でアカンかった…」と127キロを見逃し、続く128キロはハーフスイングを取られます。3球目はボールで、次の131キロを空振り三振。どう見ても玉置投手の武器であるチェンジアップに見えるんですけど、スピードがちょっと速いような気が。でも本人いわく「思いきり腕を振ったチェンジアップ」です。最後に谷選手はこんなことを言いました。

「マエケンのスライダーなら打てるのに、玉置は打てない」

これ以上の称賛はありませんね。玉置投手は「マジっすか?それは嬉しいですねえ!いや~すごい」と感激の面持ち。相手バッターから「すべてが嫌い」と言われて、最高のほめ言葉だと喜びました。「谷さんって1軍でもやってはりますよね?すごい良い選手やと思っているから、いつも気合いが入ってます、と伝えてください」。なお玉置投手自身は得意とか苦手というのがなく「その日、その試合、その場面ごとに違う」そうです。

キャンプ終盤から沖縄へ合流して練習試合やオープン戦にも投げましたが、2試合続けて1死も取れずに降板という、我らが隊長・玉置投手とは思えない結果にビックリ。11日のファーム教育リーグでも珍しく失点したけれど「レベルアップするために、色んなことを頭に入れてやったのが合わなかった。ここからは試行錯誤している時間はない。まとめに入る」と話していた通り、方向性は定まったのでしょうね。他球団の編成担当の方々も絶賛のチェンジアップで0(ゼロ)を並べてください!