ポケベルついに終了 「0840」「14106」――読める?

ポケベルサービス終了を知らせる東京テレメッセージのサイトより

 あの「ポケベル」がついに、50年の歴史に幕を閉じます。東京テレメッセージが、「マジックメール」の名称で提供してきたポケベルのサービスを、来年9月30日に終了すると発表しました。同社が国内で唯一、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県でのみ提供していましたが、現在の利用者は1500人を下回っているそうです (参考:ポケベル、来年9月に終了(ITmedia NEWS))。

 ポケベルは1968年にサービスをスタート。契約数のピークは1996年で、1078万契約だったそうです(参考:0840、724106、14106--ポケベルが39年の歴史に幕(CNET Japan)

 90年代には若者の間で大ブームになりました。当初、送信できるのは数字のみでしたが、数字の語呂合わせから、「0」を「お」、「10」をテンから取って「て」と読ませるなどして、「0840」(おはよう)」「0833」(おやすみ)、「14106」(愛してる)「724106」(何してる?)、「104510」(いま仕事)などメッセージを送り合っていました。

 その後、50音表に準じてひらがなを入力できる機種が登場。例えば、「あ」は1行目の1列目にあるので「11」、「い」は「12」といった調子で入力できるようになりました。この入力方法は「ベル打ち」(2タッチ入力)と呼ばれ、当時の女子高生はこの入力方法をマスターし、家電(いえでん)や公衆電話から、「ベル友」にベルを打っていたものです。

 1993年には、主人公がポケベルで連絡するテレビドラマ「ポケベルが鳴らなくて」(主演:緒形拳・裕木奈江)が放送され、主題歌の「ポケベルが鳴らなくて」(国武万里)が大ヒットしました。1978年生まれの筆者は高校生のころにブームを体験。高校に1台だけあった公衆電話には昼休み、テレホンカードを持った女子高生が行列を作っていました。

 ポケベル終了のニュースが3日に報じられると、Twitterでは「懐かしいな~0840とかいれてたな」「恋人同士には必須アイテムだった」「休み時間にみんな学校の公衆電話でポケベル入れてたんで、公衆電話使用禁止になった」など当時のブームをなつかしむツイートが多数投稿されています。