九州北部から関東甲信の平年の梅雨明けは7月20日前後。

ことしの梅雨も折り返しを過ぎて後半戦です。

梅雨入りしてからの広島の降水量は、合計で56.5ミリ。(6月26日~7月10日)

今のところ、降水量は少ないですが、梅雨は前半よりも後半のほうが雨が強まりやすく、まだまだ油断はできません。

大雨のときに気象情報でよく見かける図に、「土砂災害危険度分布」というものがありますが、その土砂災害危険度分布の解像度が「5キロ四方→1キロ四方」に上がりました。

下の図は、去年の西日本豪雨のときに実際に発表された土砂災害危険度分布です。

(岡山市周辺を拡大、気象庁より)
(岡山市周辺を拡大、気象庁より)

これまで解像度は5キロ四方でした。

一方で、同領域について事後に再計算して高解像度化すると。

(高解像度化前と同日、気象庁より)
(高解像度化前と同日、気象庁より)

上図のように1キロ四方で表現することができます。

5キロ四方と1キロ四方では、そこまで違いがないと思われるかもしれないですが、実際に市町村単位で計算してみると差は歴然です。

岡山市を例にすると。

岡山市の面積は約790km2。

高解像度前は5キロ四方なので、1つのブロックは25 km2となります。

790 km2÷25 km2=31.6という計算になるので、

岡山市を約31.6箇所に分けていました。

一方で、高解像度後は1キロ四方なので、1つのブロックは1 km2。

790 km2÷1 km2=790となります。

岡山市を約790箇所に分けることが可能になったんです。

これに伴って、住民の避難が必要な範囲をより的確に示すことが可能になりました。

また、市町村が避難勧告などを発令するときに、より地域を絞り込んで出す手助けになります。

お住いの地域の土砂災害危険度分布を確認するときは気象庁のHP(https://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/)やテレビのデータ放送、防災アプリなどを活用ください。