イオンが月額2980円の格安スマホ販売開始

報道によれば、2014年3月30日、イオンが格安スマホ市場参入への参入を発表した。端末代金と定額ネット利用料、通話基本料を合計した月額料金を2980円(税抜き)に抑えるという。端末は4.7インチスマートフォン「Nexus 4」。SIMは日本通信 b-mobileの音声通話(21円/30秒)+上下200Kbpsのデータ通信が使い放題になるとのこと。

イオン店舗の中で携帯電話売り場のある約170店で取り扱いを開始。4月1日から予約受け付け開始、4月4日から発売。当面は8千台の限定で売り出し、その後の対応は消費者の反応を見て検討する。

イオンは既に月額980円の格安SIM「イオン専用b-mobileSIM」の取り扱いを開始していたが、これはSIMのみの販売であった。今回は端末もセットというのがポイント。格安SIMだけであればリテラシーの高いユーザにはよいが、スマホに詳しくないユーザにはわかりづらい製品だった。しかし、端末とセットになり誰にでもわかりやすいこと、イオンという集客力のある店舗で扱いが開始されるという点で、今後どうなるか楽しみな戦略だ。

類似のモデルとしてフリービットも月額2100円の格安スマホPandAを展開している。私もPandAを利用していたが、TwitterやLINEを利用するという用途であれば、全く問題なく利用することが出来た。Youtubeなどの視聴はWiFi接続に切り替えるなどの工夫も必要だが、不便を感じることは無かった。

先日、ヤフーとイーアクセスによる「ワイモバイル」設立が話題となったが、今年は格安スマホが注目を集めそうだ。携帯三キャリアのスマホ需要は一巡しアプローチする層の変更を迫られている。MNOは地場系を含む代理店チャネルの再整理・統合が進みつつある。イオンに刺激され家電量販店や他の流通大手も動きだすかもしれない。今後のスマホ市場の開拓はイオン等のMVNO陣営、ワイモバイルが牽引していくかもしれない。