2012年9月26日、米アマゾンが美容や健康にフォーカスしたVine.comを開始した。この新サービスはアマゾンが2011年に買収したQuidsiによって運営される。

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Vine.comではペットフードや食品、ベビー用品から化粧品まで、女性や家族向けの商品を販売する。$49以上の買い物で送料無料、1~2日以内での配送を提供する。有機野菜や動物実験を行っていない食材なども取り揃え、安心・安全を希望する消費者の声に応える。

■将来的にはKindle Fireで全ての身の回りの物が購入可能になると予想

米アマゾンは既に世界最大のECサイトであるが、今回のQuidsiや衣料品のZapposなど、今なお取り扱い製品を拡大しつづけている。同社はエンターティメント端末としてKindle Fireを展開しているが、将来的にはこのKindle Fireを顧客のタッチポイントとして、衣食住に必要な商品から、娯楽のための映画、音楽、本といったあらゆる物を購入可能にしていくと筆者は予想している。

先進国ではどの国も高齢化が進んでいるが、食料品等は一週間分買い置きしようとすれば、身体の不自由なシニアには重く持ち帰るのは中々重労働だ。しかし、こういった通販が利用出来れば玄関先まで運んできてくれる。これからの高齢化に伴い、商業施設の在り方等は大きく形を変えていくことになると予想されるが、スマートデバイスと通信インフラの発達によって日常生活における「通販」の台頭も見過ごせない勢力となるだろう。