5月24日、日本周辺の日本海、東シナ海、太平洋でロシアと中国の大型爆撃機が共同飛行を行いました。ロシア空軍Tu-95爆撃機×2、中国空軍H-6爆撃機×4、ロシア空軍IL-20情報収集機×1の合計7機です。

中国及びロシア軍用機の動向について:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部の発表資料より2022年5月24日のロシア中国の大型爆撃機飛行経路
防衛省統合幕僚監部の発表資料より2022年5月24日のロシア中国の大型爆撃機飛行経路

 中国およびロシアの爆撃機の接近に対して日本の航空自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させました。その様子をロシア側から撮影した様子が公開されたのですが、なんとその動画に映っていた戦闘機はアメリカ空軍の嘉手納基地所属のF-15戦闘機でした。

 ロシア国防省が発表した動画を受けてロシア国営RIAノーボスチは「Японский F-15 приблизился к российскому Ту-95МС во время авиапатрулирования (日本のF-15戦闘機は空中パトロール中のロシアのTu-95MS爆撃機に接近しました)」と投稿しましたが、映っていた戦闘機は日本の航空自衛隊のF-15戦闘機ではありませんでした。

ロシア国防省の発表動画からTu-95MS爆撃機から撮影されたF-15戦闘機の尾翼
ロシア国防省の発表動画からTu-95MS爆撃機から撮影されたF-15戦闘機の尾翼

 F-15戦闘機の垂直尾翼には「ZZ」の文字が書き入れられています。これはアメリカ空軍嘉手納基地所属の戦闘機に書き入れられるテールコードです。

 つまり日本周辺に飛来したロシア爆撃機の邀撃(スクランブル)には、航空自衛隊の戦闘機だけではなくアメリカ空軍の戦闘機も出撃していたことになります。