巡航ミサイル原潜ミシガンが釜山に入港

アメリカ海軍より釜山に入港する巡航ミサイル原潜ミシガン

4月25日、韓国の釜山港にアメリカ海軍の巡航ミサイル原潜ミシガンが入港しました。この日は北朝鮮人民軍創建記念日であるため、核実験かICBM発射を行う可能性を警戒している最中の出来事です。

巡航ミサイル原潜とはその名の通り巡航ミサイルを主兵装とする原潜で、ミシガンはオハイオ級戦略原潜を改装して本来は弾道ミサイルを搭載していたスペースに代わりにトマホーク巡航ミサイルを154発装備しています。配備数の多い攻撃原潜はトマホーク搭載数が12発なのに比べると、巡航ミサイル原潜は凄まじい数を搭載しています。

アメリカ海軍より巡航ミサイル原潜コンセプトイラスト
アメリカ海軍より巡航ミサイル原潜コンセプトイラスト

潜水艦は存在位置を秘匿出来るのが最大の利点ですが、特に動向を秘匿すべきなのは戦略原潜であり、巡航ミサイル原潜の場合は寄港時にその存在を見せ付ける砲艦外交的な運用が以前から行われてきました。今回も同様に北朝鮮に対して力を見せ付ける目的で姿を現しています。

砲艦外交に使える巡航ミサイル原潜SSGNオハイオ(2010年07月09日、筆者ブログ記事)

アメリカ海軍には巡航ミサイル原潜は4隻しかなく、太平洋側には「オハイオ」と「ミシガン」の2隻が配備されていて「オハイオ」は長期展開から本国に帰還したばかりだったので、今回は前線で動けるのはこの「ミシガン」のみと見られその動向が注目されていました。