インドが変わる。モディが変える!?

インドが変わる、世界が変わる、モディが変える!?ナレンドラ・モディの選挙ポスター

当記事はインドが変わる、世界が変わる!の続きである…

インド人々にとっての今回の選挙と新首相への期待は?

 選挙の結果発表される前の日に私は東京都江戸川区の西葛西や船堀でインタビューを行ない、50人程度の在インド人に協力いただいた。まず聞いたのは支持政党についてである。答えは、インド人民党(モディ)が70%、国民会議(ガンディー)20%、その他(地方政党)10%とモディが圧倒的に有利ながら、投票先にはばらつきがあった。しかし議席数は単独過半数になるのか、ならないのかまでは予言出来なかったものの、モディの当選については全員一致で確信していた。結果を見るまでもないモディにとって圧倒的に有利な選挙であったことがうかがえる。次に新首相に何を期待するかについて聞いてみた。

・「安定的は経済発展」

・「日本のように女性が1人でも安心して道を歩き、暮らせること」

・「貧困層にやさしい政策」

・「停電をなくすこと」

・「きれいな水」

・「貧富の差の縮小」

・「インドへの誘致しやすく」

・「環境問題を解決して」

・「インフレ対策」

・「渋滞問題の解決」

・「高速道路」

・「新幹線を走らせて」

・「世界一の国に」等などである。

インドは、まだまだ発展の途上であることはもちろんだが、それ以上にこの国には無限にビジネスチャンスが転がっているのだと改めて感じたのだった。問題は、山積みのようだが、驚いたことに、回答者は全員、彼らのここでの要望をモディは必ずかなえてくれると答えてくれたのであった。選挙結果発表日、西葛西の住民が集まった。一同に会するための広いスペースの場所の確保が出来なかったことにより、夕方4時と8時に2班に別れざるを得なかったものの、支持政党を越えて皆がこれから始まるインドについて夢を膨らませていた。

インド、世界一に向けて動き出した

選挙結果出てそして就任式が終わって間もないインドだが、すでに動き出している感がある。グジャラート州首相時代に、イスラム教徒への暴動・暴行に対し策を講じず放任したことが人権侵害として、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領の時代に米国からの渡航ビザ発給が停止されていたモディだが、首相就任確定されて直ぐにバラク オバマよりモディ宛てに米国訪問を歓迎する意を伝えられた。米の歩み寄りはインド首相の存在の大きさの何よりの証でもある。

さらに、隣国関係との関係性においても画期的な動きが見られた。初めてパキスタン首相がインドを訪問した。長く続く両国の宗教や領土問題の解決もさることながら、中国によるインド包囲網、通称「インドの首飾り」についての対策が急がれる。モディが今年に入り、中国に対し「拡大の思考を捨て去る必要がある」中国の領土拡大的な動きを牽制した経緯もあり、モディの圧勝での最大の敗者は、ガンディーではなく、中国であると揶揄される節もある。

アジアの平和維持と安定的は発展およびアジアが一団となった中国対策を講じるにあたってアジア最大の仲間がこれで加わることになる。その点、モディの当選は日本にとってもたいへんな朗報である。日本の政治および経済界に強いパイプを有し、親日家としても知られる、モディが首相就任後の初の公式海外訪問先として日本を選ぶのではないかの噂も流れており、もしも実現したら間違いなく、間違いなく日本人にとってのインド遠い国説を確実に卒業する良い機会にもなろう。

就任早速モディーカラーが現れた。「 最小限の政府による、最大限の統治」を掲げるモディ内閣は首相を含め45人となり、70人を超えたシン前政権時代より大幅にスリム化を図った。合わせて、インド史上初となる女性外相を誕生させた。経済学者からは再来年に向けてインドの7%経済成長の予想が発表され、全体の株式の情報、例えば、鉄道関連の株は20%上昇するなど、モディ効果がすでに現われている。

総人口13億人(近い将来人口世界一の国)で、26歳以下の人口は全体の半分を超える、これほどまでにエネルギーと可能性に満ちた国は他にあるだろうか。グジャラート出身者またはその子孫で英、米や英語圏のアフリカで活躍しているインド人が多い。また非暴力の具現者で「インド独立の父」と呼ばれるマハトマ ガンディーも、TATAの創業者で「インド産業の父」と呼ばれるジャムシェトジー・タタも同じグジャラート出身である。モディにはガンディーの平和の心とタタの経営バイタリティーの両方を持ち合わせて、インドのアジアのそして世界の平和でかつ持続可能な経済発展を促しすことに期待したい。

モディ(modi)首相には、インドを変え、世界を変え(modify=変革し)、未来インド史において「改革の父」として賞賛されることがあるなら私たちもその歴史的な時代を共に生きていることになる。