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菅原由勢&バンデンハーク、オランダで野球の勝負だ!

中田徹サッカーライター
菅原&バンデンハークコラボのAZ公式サイト【(C) Ed van de Pol】

立ち乗りスクーターに乗って菅原由勢(AZ)とリック・バンデンハーク(ヤクルト・スワローズ)がオランダの強豪野球クラブ、アムステルダム・パイレーツにやってきた。司会を務めるルイス・エンリケさんが「今日は野球をしに日本に来たオランダ人と、サッカーをしに来た日本人のご対面です」と言って2人を引き合わせた。

 ルイス・エンリケさんが、「ユキ、君はなぜオランダに来たのかな?」と菅原に尋ねた。

菅原「僕は、世界で活躍する一流選手になるという夢のために、ヨーロッパに来ました」

 ルイス・エンリケさんは「リック、君はまったく逆で日本に行ったわけだけと」とバンデンハークに質問を振った。

バンデンハーク「アメリカと韓国でプレーしてから日本に渡り、今季は7シーズン目になる」

――君の日本語はなかなかのものだと伺っているが

バンデンハーク「まずまずだね(笑)。ユキが言ってることは理解できるよ。そういうことが大事」

菅原「彼の日本語はうまいから、僕たちは日本語で会話できるんじゃないかな」

――ユキ、君の野球スキルは?

菅原「いいと思う。僕は小さい頃、野球もやってました。野球のボールは硬くて、デッドボールが痛いからサッカーを選びました」

 日本に渡った当初は「言葉もわからず苦労した」というバンデンハークは「生活に慣れたり日本語を勉強したりしているうちに日本は素晴らしい国というのがわかった。食事は美味しく、今は楽しく過ごしている」と語っている。一方、菅原は「昨シーズンはホームステイだったんですが、ポテトばかりの食事が大変でした。今は自炊です。料理は得意なんですよ」と語った。

「日本食は食材が豊かだし、ユキが言うことも少しはわかります」とバンデンハーク。

「僕自身はスタムポットやブーレンコールなどを食べながら育ったから、オランダ料理も美味しい。だけど日本には焼き肉、ラーメン、寿司、刺し身と美味しいものがいっぱいあります」

 その後、2人は室内練習場に向かって野球で勝負した。その模様はユーチューブで見て欲しい。

 このユーチューブはAZとKNBSB(オランダ野球&ソフトボール協会)のコラボレーションによって実現したもの。オランダはイタリアと並ぶ欧州の野球強豪国で、2011年ワールドカップに優勝した実績を誇る。また、AZのロバート・エーンホールン社長はかつてニューヨーク・ヤンキースでプレーし、オランダ代表監督を務めるなど、同クラブには野球にゆかりの深い関係者がいる。

 昨季いっぱいで福岡ソフトバンク・ホークスを退団したバンデンハークは今季、スワローズと契約した。今回のユーチューブは、コロナの影響でバンデンハークがオランダに足止めを食らっていた時期に撮影されたもの。バンデンハークは4月上旬、スワローズに合流した。

 AZとKNBSBの関係者は「オランダからお届けする野球とサッカーのコンビネーションを日本の皆さんに楽しんで欲しい」と語っている。

サッカーライター

1966年生まれ。サッカー好きが高じて、駐在先のオランダでサッカーライターに転じる。一ヶ月、3000km以上の距離を車で駆け抜け取材し、サッカー・スポーツ媒体に寄稿している。

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