Instagramに友達に写真を送る「ダイレクト」が登場、LINEやSnapchat対策か

画像

写真にキレイなフィルターを加えて、友達などと共有できるInstagramがバージョン5.0を公開した。このアップデートでは「Instagram ダイレクト」というメッセージ機能が追加された。

アプリをアップデートすると、ダイレクトの紹介がされており使ってみたところ1つの写真ごとにメッセージのやり取りができるようだ。送り先は複数人を選択でき、グループでの写真シェアにも使える。また、同じ人に写真を送っても写真ごとにメッセージが分けられている。

画像

今回の機能追加はおそらくLINEやSnapchat*といったメッセンジャー対策と言えるだろう。Instagramはご存知の通り、昨年4月にFacebookが10億ドルで買収した(*:Snapchatは最近Facebookの買収オファーを断ったと報道されている)。

Facebookはここ最近、若者離れを指摘されておりCEOのマーク・ザッカーバーグもそれを認める発言もしている。では、Facebookを離れた若者はどこへ流れているのかといえば、多くのメディアではSnapchatなどだと報じている。

Snapchatは共有した写真が数秒で消えるというサービスで、米国の若者を中心に急速に人気を集めている。11月のインタビューによれば、Snapchat上では1日に4億も写真がシェア*されており、これはFacebookの3億5000万、Instagramの5000万を合わせた数字に匹敵する(*:Snapchatの場合はシェア先が3人なら3とカウントしているが)。

Instagramではこれまでオープンな場での写真共有しかできなかった。写真を投稿すれば、それは自然と世界中から閲覧できる状態だ。だから、知らない人には見られたくない写真などはLINEやSnapchatといったクローズドなサービスでシェアしたいというユーザーが居るのは当然のことだった。

そこで、今回Instagramはそのようなニーズを満たすべく「ダイレクト」を追加したのだろう。すでに1億5000万の月間アクティブユーザーを抱えているInstagramだが、それでも油断はできないのがIT業界の面白い点であり大変な点である。そんなことを感じさせられるアップデートだ。

今後の動きにも注目していきたい。

参考記事

http://jp.techcrunch.com/2013/11/11/20131106instagram-ad-likes/

http://jp.techcrunch.com/2013/11/02/20131101the-first-instagram-ad-has-been-spotted-in-the-wild/

http://jp.techcrunch.com/2013/11/20/20131119snapchat-reportedly-sees-more-daily-photos-than-facebook/