京都国際映画祭2018、来月開催します。

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 祇園にて、来月開催の「京都国際映画祭2018」の記者会見を行いました。

 実行委員長としてごあいさつ申し上げました。

「映画もアートもその他もぜんぶ。日本で初めて映画が上映された京都。マンガ・アニメ・ゲームの拠点でもある京都。大学とハイテク企業が集積する京都。伝統とパンクが同居する京都。その京都の街、東西南北を使ってみんなで楽しむ世界的にもユニークな映画祭です。

 記念すべき5回目の映画祭に、中島監督20年ぶりの作品『多十郎殉愛記』をワールドプレミア上映致します。光栄です。幕末の京都を舞台にした、京都弁満載の、チャンバラに次ぐチャンバラという、まさに京都の映画です。狭い長屋の路地や竹林という京都らしい場所で繰り広げられる肉弾戦の迫力と、殉愛の美しさがくっきりしたコントラスト。それを日本の、世界のかたがたにぜひご覧いただきたい。

 『アートもその他もぜんぶ』では、アニメ、ファッション、そしてスポーツへと広がりを見せ、同時に『ワークショップコレクション』も開催することになりました。子どもがプログラミングや電子工作などで創作する活動を集めたイベント。子どもの表現力や創造力を高める活動を、この映画祭から全国に広げてまいりたい。

 今回のキャッチは『京都上映中。』。多十郎殉愛記の一シーンをお借りして、上映中、上映中、上映中を演出しました。京都の、映画の精神性をこのデザインでも味わっていただければ。10月、京都、上映いたします。よろしゅうに。」

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 会見では世界13カ国の映画祭より招待されている原画総数3000枚、宇治茶監督の「バイオレンス・ボイジャー」も紹介されました。

 併せて、深作欣二監督特集を行います。中島監督に楽屋で聞いた話では、「仁義なき戦い」は全シーンを京都で撮った。「それを広島に見立てさせる。京都の映画人は見立てがうまい。」と蓮實重彦先生が話していたとのことです。

 また、黒澤明、溝口健二、小津安二郎、市川崑など名監督と名作を撮り続けたカメラマン「宮川一夫」生誕110年に当たる今年、功績をたたえての特集上映も行います。河原町御池生まれ。無法松の一生、雨月物語、山椒大夫、鍵、ぼんち、おとうと、用心棒、悪名、東京オリンピック、影武者。

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 佐久間一行さん「ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展」、菩須彦さん美和いちこさん「いくくるフィギュア「どやさ!」展」などアート部門の広がりもご紹介。

 吉本新喜劇・川畑泰史座長の「SDGs新喜劇」。元バッファローズ→ベイスターズ→ジャイアンツ、門倉健さん「よしもとスポーツパーク2018」。何のイベントなのか不明になりつつありますが、参加型のおもろいイベントにしてまいります。

 その場で中島貞夫監督、門川京都市長と京都・映画・文化に関する鼎談を行いました。

 門川市長「京都は、ものづくり・ものがたりの千年」。技術・工芸産業と、表現文化の歴史ですね。うまい。次の千年を作りましょう。この映画祭がお役に立ちたく存じます。

 よろしゅうに。

参考

「『京都国際映画祭2018』10月開催」

 https://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2118770.html

「「京都国際映画祭」重鎮・中島貞夫監督がスピーチで津川雅彦さんの死に絶句」

 https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180903-OHT1T50250.html