第2回超人スポーツゲームズが開催されました

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超人スポーツゲームズ。今週、東京・渋谷の國學院大學で開催されました。

超人スポーツとは、技術を装着して身体を拡張して、誰もが身体的・空間的制約を超えて楽しむことができる「人機一体」の新たなスポーツ。推進母体「超人スポーツ協会」が主催で4競技の協議会と5つの体験会を開催しました。

 http://superhuman-sports.org/

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超人スポーツ協会 稲見昌彦共同代表(東京大学教授)とごあいさつ。「オリンピックに出場する人もパラリンピックに出る人も超人。でも、ぼくもわたしも超人になりたい、超人になれるよ。」

2020年、東京オリンピック・パラリンピックと並ぶ超スポ世界大会を開きたいと思っています。そのための競技の開発と選手の育成に向けた号砲、それが超人スポーツゲームズ。今回が第2回。ホップからステップへ。そして2020にジャンプします。

(前回の模様はこちらに記しました。)

 「超人スポーツゲームズ」

 http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2017/04/blog-post_17.html

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この競技は「HADO」。

ヘッドマウントディスプレイ、腕にセンサーを装着し、ARとモーションセンシングで「かめはめ波」対戦です。フィールドを動き回り、味方と連携してバトル。現実に手足を動かしながらバーチャルな世界で闘います。開発企業のmeleap福田社長「ハウステンボスなど10か国25店舗で展開され、どんどん増えています。」世界に伸びる超スポです。

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「サイバーボッチャ」。

ジャックボール(目標球)の白いボールに向かって6個のボールを投げ合い、多くのボールをジャックボールに近づける。ボッチャをテクノロジーで拡張し、クールに輝く体験を生み出します。1→10社の商品です。

1→10澤邊社長も世界展開する意向です。お年寄りも子どもも楽しめる朝のスポーツ、そしてクラブカルチャーにも合う夜のスポーツ。会場の渋谷に似合います。

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「ゴーンボール」。

体重移動で操縦する電動スクータHoverTraxをベースに、座って両手でアクセル、ブレーキ、回転できるようにした「ゴーン」を操縦し、衝突し合って、ゴーンの足元にある3個のボールを落とします。

ぼくも初めて乗ってみたんですが、前後左右、急発進・急回転、すぐさま自在に操縦できて、楽しい! けどぶつけるの怖い!

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「バブルジャンパー」。

ばねでできた西洋竹馬を足につけてジャンプ力を強化し、弾力性のある透明な球体を上半身に被って、ぶつかり合う超人相撲。HADOと並ぶ超スポの老舗ですが、元はハッカソンで生まれたスポーツです。

会場では、二人のバブルジャンパーがつながって速さを競う、二人三脚の新スポーツ「バブルジャンパー・ゼロ」も提案されていました。超スポから派生した二次創作としての超スポも生まれてきています。

開発者やプレイヤーが一体となって作り、試し、対戦し、改良していく。それが超スポ。

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超人スポーツはTech×Cultureでこれまでに20を超える人機一帯のスポーツを生み出してきました。そして今回「ウルトラスーパーヒューマンスポーツ共創プロジェクト」と題し、さまざまなSF作品に見られる世界観と超人性をテーマに、4種の新スポーツを共創して発表しました。スポーツ庁の開発調査の一環です。

例えば、卵を奪う人間と龍が追いかけ合うという競技。黄色い龍のかぶりものがやたら重く、競技を終えるとアゴがかっくんかっくん致しました。かっくん系スポーツ。

呪文を叫んでコンピューター上の動物を動かすという音声認識で反射神経を競う競技や、見た目が同じなのに重さが全く違うたくさんのボールを投げ込んで視覚と重みの錯覚を克服する玉入れなど、新機軸が提示されました。

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ほかにもさまざまな超人スポーツ種目を来場者に体験してもらいました。パラ陸上のレースで使われる車イスレーサーを未来型にデザインした「サイバーウィール」はVRで2100年のTOKYOを走り抜けるエンターテイメント。コースは5種類、距離は400m。左右のタイヤについているハンドリムを回す速さによってVRの360度映像も疾走します。

小型モータを手綱さばきで操作する人機一体の競走競技「キャリオット」、乗り物を操縦してARで敵を撃つモータースポーツ「HADOカート」など乗り物系が目立ちました。20世紀の工業社会が生んだモータースポーツから、21世紀の情報社会が生む超人スポーツへの地続き感を体現しています。

渋谷での開催とあって、長谷部渋谷区長にも参加いただきました。ピョンチャンでメダルを獲った渋谷出身のモーグル原大智さんばりに、渋谷系ファッショナブルなスポーツを生みたいです。夜のクラブ系、DeNAやmixiなどゲーム系、J-POP密集の音楽系、いろんな渋谷系超スポが期待できます。スクラブル交差点も使いたいです区長!

2020年Tokyoは、VR・AR、5G・8K、AI・IoT、BigData・Blockchain、ぜんぶいっぺんに来るショウケース。このTechの変革期に、Popをまぶして、身体を拡張する。eスポーツもご一緒に、離陸を図りたいところです。

超スポを開発する人も、プレーに参加する人も、ともに作ってまいりましょう!