ICT専門の大学「i大」を設立することになりました

 

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 2020年にICT専門の大学を開校することになりました。ICTをベースにしてイノベーションを起こす人材を、産学連携で育成します。「i専門職大学」、略して「i大」です。私が学長を務める予定です。文科省への正式な申請は来年ですが、構想がほぼまとまりましたので報告致します。 

https://www.i-u.ac.jp/release20171204/

 ICTをベースにしてイノベーションを起こす人材を育成する。ICTという縦糸と、創造性という横糸とを教育の柱に据え、産業界との連携のもとプロジェクトベースで育成する手法をとります。

 縦糸のICT。

 プログラミング、情報処理など情報社会=第3次産業革命の基礎、そしてIoT、AI、セキュリティ、ビッグデータ、ブロックチェーンなど第4次産業革命の基礎を叩き込みます。

 活躍する先はICT業界に限りません。コンテンツ、メディア、金融、製造、小売、物流、観光、教育、医療、農業。ICTは全産業の心臓。血流を担います。

 横糸はリベラルアーツのプロフェッショナル教育。

 ICTすなわちTechをベースとしつつ、創造性・デザイン力のあるイノベータを育てます。マネジメントやポリシーなどを身につけ、文理融合の即戦力となります。

 これら縦横の力は、産業界との連携により、全員がインターンで、プロジェクトベースで育みます。多数のインターン先とプロジェクトを用意し、実ビジネスの中で学ぶOJT大学であり、プレ企業大学です。大学としても企業を設立し、そこに全員が在学中に就職して「常にビジネス現場で学ぶ」仕組みにもチャレンジします。在学中に全員が起業できる環境も用意したいと考えています。

 このため、ICT業界はじめ関連企業と連携策を相談しています。NTTdocomoはじめ、通信、ICT、メーカー、放送、コンテンツなど既に25社・団体から協力していただけることになっており、この環を広げてまいります。

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 教員の多くはいわゆる大学人ではなく、ICT業界のプロを採用する計画です。実社会で実績のあるかたがたとともに、「学びながら作る」場とします。

 ICTの大学なので、授業の大半はオンラインで可能。どこにいても学べるようにします。反転学習やアダプティブラーニングの先端を取り入れます。世界の著名教授、研究者、専門家のバーチャル出講も揃えます。バーチャル+リアルの学習環境です。

 英語による授業を充実させ、英語でビジネスができるようにします。英語「を」教えるのではなく、英語「で」学ぶスタイルです。留学生も多数になることが見込まれます。半数以上を目指します。

 国家戦略特区を活かします。本校舎は東京都墨田区、スカイツリーの近くに新設します。ポップ&テック特区の東京港区 竹芝CiPにサテライトを置きます。ここはデジタル系の企業や国際機関、慶應やスタンフォードなどの大学組織によるコミュニティとして、同じく2020年に街開きを迎えます。研究、ビジネス、起業などに関する規制緩和を導入する拠点として、本大学も中核となってイノベーションに挑戦します。

 「変化を楽しみ、自ら学び、革新を創造する。」これが教育理念です。AIやロボットで半分の仕事が失われる。これまでにない仕事を生む。これからの世代が具備すべきは、予見できない変化が続くという認識に基いて、それを愉快に乗り切っていく気構えとスキルです。

 i大の「i」は、インフォメーションのi。イノベーションのi。インテリジェンスのi。「私」のI。そして愛。iある大学を、作ります。

概要

◯ 名称:i専門職大学(i大)

◯ 主体:学校法人 電子学園(1951年設立、11万人の人材を輩出)

◯ 定員:専任教員26名、学生数800名

◯ 校舎:本校舎東京都墨田区 約5000平方メートル、竹芝国家戦略特区 (CiP)にサテライト

◯ 開設:2020年春

◯ 協力を表明している企業・団体(2017.12現在、順不同)

  NTTdocomo、ソフトバンク、KDDI、ドワンゴ、GREE、mixi、セガ、

  teamLab、面白法人カヤック、富士通、パナソニック、シスコシステムズ、

  SAP、TBS、吉本興業、東北新社、エボラブルアジア、花王、CANVAS、

  Schoo、浜野製作所、ジャパンマルチメディア放送、FM東京、

  デロイトトーマツベンチャーサポート、墨田区。

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