運命背負いイスカンダルで

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この男、エイドリアン・チェオクという。かつてKMDの同僚であった。いまロンドン大学の教授と兼務で、「イスカンダル」にて運命背負いSEX ROBOTの開発をしている。怪しい友人であります。

イスカンダルはいま旅立つ宇宙の彼方ですが、それは「ジョホールバル」地域を開発するマレーシア政府のプロジェクト名でもあります。98年W杯の初出場を野人岡野が決めた歓喜の地、シンガポールから車で30分の隣接地、ジョホールバルは開発ラッシュなのです。

マレーシア政府はここにシンガポールの3倍、東京都に匹敵する面積の開発構想、イスカンダル計画を2006年から20年計画で進めています。香港と深センの補完都市構想にモデルを置いて、シンガポール+イスカンダル圏を作るという大構想。

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大学、病院、電子・機械等の工場のほか、ハローキティタウンやイオンも進出しています。レゴランドもあります。その右側に隣接するのが、エイドリアンが所長を務めるイマジニアリング研究所。

イマジニアリング研究所はマレーシア政府等が設立したデジタルメディアの研究機関で、大阪大学、ロンドン大学、マレーシア工科大学等と提携しています。ギリシャ、カナダ、ロシア、イタリアなど多国籍の研究員がいます。来てみたらオマエも一員だと言われました。

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チェオクの学生たちに研究デモを見せてもらいました。舌に電気信号を加え酸っぱさを伝えたり、熱で甘みを伝えたりする。味のデジタル化や~。完成したらバーチャルレストランを開設するという。

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鼻に突っ込むデバイスに周波数やら何やらを送り匂いを伝えるシステム。まだ人体では試していないという。誰が最初に試すかモメている模様。好き、こういう研究。

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チューするとくちびるにリアリティーが互いにネットで伝わるデバイス。

思いついたものを「実装する」ことは、尊い。

ここにはインキュベーション施設もあり、研究開発・人材育成・起業支援のエコシステムを強く意識しています。ぼくらのデジタル特区CiPとジャンルも仕組みも共通してまして、協業する計画です。怪しくつながってまいります。