韓国のコンテンツ・インキュベーション

韓国文化大陸観光省に属するコンテンツ振興院KOCCA。そこが運営するインキュベーション施設CEL(Creative Economy Leader)を訪問し、デジタル特区CiPとの連携策を協議しました。

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KOCCAはコンテンツの人材育成機関CKL(Contents Korea Lab)もソウルで運営しており、CELはそこから派生した起業支援組織。韓国政府がコンテンツの育成にかける意気込みに日本は遠く及びません。

CKLは過去2度訪れていまして、これまでレポートしてきました。

「Content Korea Lab訪問記」

http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/03/content-korea-lab.html

「拡張するコンテンツコリアラボに刺激を受けました。」

http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/12/blog-post_17.html

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CELはソウル中心部に17階のビルを構え、未来創造科学省とも連携して起業サポートしています。昨年12月にオープンし、700社の応募の中から選ばれた93社が入居しています。

1社30~90平方メートルが家賃タダで与えられ、2~4年の入居が可能。24時間オープンの開放・共有空間が用意されています。

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CJエンタテイメント社が賛同して、スタジオや編集などの施設を提供しています。

CJエンタメ社はソウルの「デジタルメディアシティ」にも、文化大陸観光省と連携して「文化創造融合センター」を整備しています。産官連携のモデル。

「デジタルメディアシティ@ソウル、やるなぁ。」

http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2015/12/blog-post_24.html

インキュベーション機能を提供する法律、会計、VC、コンサルなど11社が1フロアを使っています。これは非常に重要なインフラ。ベンチャーが入居する強いインセンティブになります。

同居する「コンテンツ価値評価センター」に目が止まりました。企業が持つコンテンツの市場での資産価値を計量化し、出融資を導くサービス。映画、ゲーム、放送、アニメなどの独自モデルを開発、20億円規模のファンドも設け、自らも投資するそうです。

公的機関によるこうした仕組みは世界初とか。8年ほど前、日本政府もコンテンツ資産価値を軽量化する構想があったが頓挫しました。韓国はやる気があります。

ただ、文在寅 新政権の文化政策はまだ明確ではありません。今後の成り行きに注目です。