デジタルマンガキャンパスマッチ

デジタルマンガキャンパスマッチ第2回授賞式@五反田。

実行委員長を務めました。

受賞者のみなさま、おめでとうございます。

デジタル時代のマンガ家の発掘・育成を目的とする学生作品コンテストです。

今年は2064作品の応募。前回より700作品の増加です。

参加校は122校。高校、中国・フランスからの応募もありました。

参加コミックはサンデー、マガジン、マーガレット、ヤンジャンなど36編集部。

DNP、セルシス、ワコムなど協賛9社です。

審査委員は里中満智子先生はじめ一線のプロの先生方。

大賞、ちばてつや特別賞、優秀賞、奨励賞などが贈られます。

大賞にはカルビ佐藤さん(大日本マンガ塾)「ジュピター」が選ばれました。

ちばてつや特別賞には町田萌(国際デザイン・ビューティーカレッジ)「たたかいの一幕」が選ばれました。

意義のあるプロジェクトだと思います。

マンガという日本の宝の表現文化とデジタルという技術とを掛けあわせ、人材と産業を生む。

プロのマンガ家、学校、出版社・関係企業が手を組んでいて、大勢の若者が参加するものです。

昨年、里中先生が指摘された2点が忘れられません。

まず、人は育つし、学校もあるが、問題は出口だ、という指摘。プロとして羽ばたいて活躍する場と産業。われわれは入口も出口も用意しなければならないと認識しました。

もう1つ、マンガは総合表現だということ。絵を描くだけでなく、シナリオもストーリーもある。誰もが参加できる。だからアンタも作りなさい。と言われたんですが、この宿題はまだ果たせていません。引き続き努力します。

そして今回も、里中満智子先生の業界と学生たち双方に向けた総括談話が沁みました。

「描きたい才能はまだまだある。出口を増やすことが大事。若い才能を面白がって育てよう。水を上げたり肥料をやったりすることも大事だが、育つのをじっくり待つのも大事。

受賞したみなさんは、これが単なるスタートであることを認識してほしい。自分が何を描きたいのか、を見つめること。こう書いたらうける、採用される、と計算してしまうが、それは短い階段を登ること。長い階段を見つめよう。

十代で輝いていたのに25歳ぐらいで諦めるケースが結構ある。ちょっとした挫折で諦めるのは惜しい。粘ってこそ手に入るものがある。粘れ。

最初のデビューの場がダメでも、出版社はいろいろある。大丈夫。強大で怖いプロダクションがあるわけではない。個人の力だけで勝負。この世界はみな平等。一緒にがんばろう。」

一緒にがんばろう。