研究・教育とビジネスの出島、CiP

東京港区・竹芝にデジタル特区を作るCiP協議会の「CiPビジョン10か条」。4条から6条までです。イラストは、ピョコタン画伯です。

4.国際的大学と未来の幼稚園

次世代研究と創作系教育の基盤を整えます。

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街開きの前から研究プロジェクトを走らせます。メディア融合、アーティストコモンズ、超人スポーツ、映像アーカイブ、次世代デジタルサイネージ、IoT放送、IT政策。技術開発だけでなく、ビジネスモデル、教育法開発など多様なプランがあります。理系の案件に加え、法律、経済、デザインその他広範なジャンルのかたがたに協力いただきます。

中核として、慶應義塾大学メディアデザイン研究科(KMD)が竹芝に拠点を置く計画です。スタンフォード大学にも参加を期待します。国内・海外の有力な大学・研究機関との共同研究を進めます。世界的なオタク系研究所を作るアイディアもあります。

人材育成・教育面でも、大学・専門学校と連携して、プロのクリエイターやプロデューサーを育成します。例えば、文部科学省「マンガ・アニメ人材育成事業」の受け皿として機能し、さらに音楽、ゲームその他のコンテンツ領域にも広げていきます。

高等教育だけではありません。子どもの表現力・創造力の高さが日本ポップカルチャーを下支えしています。NPO「CANVAS」によるプログラミング教育など子どものデジタル力を高める活動や、「デジタル教科書教材協議会」(DiTT)が手がける「未来の教室」の設計などと連動して、初等教育からコンテンツ人材を育成していきます。

5.クリエイターと起業家の同棲

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起業支援とビジネスマッチングに注力します。

CiPは業界横断のコミュニティです。情報交換や連携活動を通じたビジネスの生成が本来期待されるアウトプット。まずはそのコミュニティ機能を活発にします。

その上で、起業支援プログラムを形成し、資金の出し手と起業家とのマッチングを行います。START ME UP AWARDS等の活動と結びつき、CiPならではのコンテンツやIT分野の投資環境を整えます。自らファンドを組成するプランも具体化します。既に官民さまざまな投資機関、VC、金融機関、エンジェル等との協議を進めています。

ビジネス交流でも、サロンやイベント、分科会などでの仲介・あっせんだけでなく、共同事業の創出も手がけます。現在、日本動画協会が中心となってアニメ業界と他の業界とのマッチング策を進めており、こうした活動とも連動していきます。「クールジャパン官民連携プラットフォーム」の一翼も担いたいと考えます。

6.21世紀の出島

国家戦略特区として禁じられた遊びを奏でます。

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竹芝地区は「国家戦略特区」として既に内閣総理大臣の認定を受けています。CiPはその具体的な構想を描き、具現化します。この際、これまで禁じられていた仕事を先導的に組み込んでいきましょう。ここしかできないこと、をやってしまいましょう。

例えば電波特区として、通信・放送融合実験ができないだろうか。著作権特区として、この場であれば蓄積・公開できるアーカイブやマーケットができないか。サイネージ特区として、屋外表示規制を解除し、区域一面を占める映像表現ができないか。ドローン特区での大規模レース、ロボット特区での自動運行、超人スポーツ特区でのサイボーグ対戦。全て実施したい。

学校じゃ禁止されるデバイスを使ったウルトラ英才クラスが開かれる。給食当番や掃除当番は自律ロボットが担当する。免許がないけどエアカーに乗っていい。海面を巨大なスクリーンにした映画祭が開かれる。等身大のガンダムが水上を飛んでいる。

投資を促す税制措置、優秀な人材を世界から惹きつけるビザの特例もあるでしょう。レバ刺し特区、カジノ特区はどうか。サンフランシスコのゲイ・パレードのようなハレ空間特区もアリかも。ビルの一角を某国に借り上げてもらい治外法権とする、なんてのはどうでしょう。

アイディアを募り、実現させましょう。