デジタル特区CiP、実現したいこと

東京港区竹芝にデジタル・コンテンツの集積特区を作る「CiP」。

ぼくのコメント「CiPで実現したいことは?」

世界のどこにもないクリエイティブ空間をつくる。東京にしかできない、新東京をつくる。

研究開発、人材育成、起業支援、マッチングのコンパクトな一気通貫クラスターをつくる。

とはいえ官製の無機質な場ではない。シリコンバレーのようなマネー空間でもない。もっとこう、血と肉と、音楽と、もうもうとしたテンションが凝縮したカルチェ。

メディアラボのような梁山泊、ワークショップコレクションのような創作活動の集積、500スタートアップスのような起業エコシステム、ニコニコ超会議やコミケのような異種格闘技リング、それらが一体となって、毎日、市が開かれいている、そんなところ。

そこは、ソウルのCKLみたいな研究教育拠点があって、フランクフルトのECBのようにカネを握っていて、カサブランカのマルシェのように混沌で、バルセロナのビーチのように水しぶきが上がって、ブエノスアイレス・カミニートのように音楽とダンスが常である。

ミラノ・モンテナポレオーネのようにシュッとした男女が闊歩して、シンガポールのように政府が本気で、パリ・ラビレットのように子どもたちが駆け回り、京都・先斗町のように絶品のメシと酒があって、そして、Big Hero 6 サンフランソーキョーのように西海岸と東京が混ざったようなクリエイティビティにあふれる区域。

そこは、国家戦略特区なのだ。往年のライブやCMが「ここだけ見られる」秘蔵アーカイブがある。不偏不党を逸脱した放送が行われる。外では使っちゃいけないIT機器を使ってグフグフと何かが仕掛けられる。

この界隈で開かれるマラソン大会は、選手ごとにドローンが飛び、応援するランナーの映像をずっとスマホで追いかけられる。特殊な電波を割り当てられて身体機能を強化した超人たちがスポーツ訓練にはげむ。

学校じゃ禁止されるデバイスを使ったウルトラ英才クラスが開かれる。給食当番や掃除当番は自律ロボットが担当する。免許がないけどエアカーに乗っていい。窓の外は屋外広告規制を無視した巨大スクリーン。海面を巨大なスクリーンにした映画祭が開かれる。等身大のガンダムが水上を飛んでいる。

レバ刺しが喰える。

京都と沖縄とを結んで、映像を制作・編集・発信する。慶應義塾大学や東京大学と、政府系研究機関と、スタンフォード大学を結んで、共同研究機構を作る。オックスフォード大学やシンガポール国立大学にも入ってもらう。

小さい空間なんだけど、そんなもろもろが、コンパクトにギュっと詰まった、これまでにない面白いクリエイティブ・カルチェ。

きっとできる。そして、ここにしかできないと思う。