もしもしにっぽん:ハンバーガー

きゃりーぱみゅぱみゅさん主演の「もしもしにっぽん」。

http://www.jibtv.com/programs/moshimoshinippon/

ICHIYA’s POP EYE、「ハンバーガー」の巻。

日本はハンバーガーの国です。

間違っているだろうって?いえ、いまハンバーガーは日本で生み出されているのです。

ハンバーガーの勉強をしましょう。ハンバーグ・ステーキは、18世紀にアメリカに移住したドイツ人がひき肉料理を「ハンブルグ風ステーキ」と呼んだことが始まりとされます。

20世紀の初め、丸いパンではさんだハンバーガーの原型がアメリカで誕生しました。1904年のアメリカ・セントルイスバンコク博覧会では、ハンバーガーという名前で売られていたといいます。

他にもいろいろなハンバーガーの起源の説がありますが、アメリカで発達したことは間違いない。1940年にはマクドナルド兄弟がカリフォルニアで店を開きました。

ぼくも小さいころ、白黒のテレビで見たアニメ「ポパイ」で、ウィンピーがいつも食べているハンバーガーを、いつか食べたいと思っていました。マクドナルドを初めて食べたのは中学生になってからです。

マクドナルドが日本に広がり始めた1973年、日本的なハンバーガーが誕生します。モスバーガーが作った「てりやきバーガー」です。醤油ベースで味付けした斬新なハンバーガーは、全国に広がっていきました。

モスバーガーの創業者は、証券会社の社員でした。ロスアンジェルスの支店に派遣されたとき、現地の食事が口に合わなかったが、唯一、ハンバーガーが食べられました。そこで、日本に帰ってから、ハンバーガー店を開業。日本風のハンバーガーを開発しました。

最初は売れなかったといいます。しかし、近所の女子高生たちに、英語の勉強を教えてあげていたところ、そこから女子高生たちの口コミでテリヤキバーガーが売れていったそうです。

外国生まれのものを、日本風にアレンジして、女子高生たちが広げていく。ロリータ・ファッションのようですね。

モスバーガーは87年に「ライスバーガー」を開発しました。パンの代わりにライスを焼き固めたものではさむ。低カロリーでヘルシーな点が人気を呼んでいます。

ぽろぽろとこぼれる米つぶを固めて、だが中はやわらかく温かいように、しかもおいしく保つ。これは大変な技術開発の成果でもあります。

具も進化しています。40種類のライスバーガーが販売されています。

最近では「さば味噌」が発売されました。サバを、骨まで柔らかく食べられるほど、味噌で煮込む。伝統的な日本食で、お年寄りも好む食べ物。それをコメではさむ。実に日本的なハンバーガー。いや、もうハンバーガーを超えてますよね。

そんな独特のハンバーガーが日本各地に存在します。

北の町、北海道函館では、名物のイカをフライにした「いか踊りバーガー」。

ラーメンで有名な町「喜多方」には、ラーメンの麺を固めた「ラーメンバーガー」。

豊川稲荷では、いなりずしに使われる油揚げではさんだ「きつねバーガー」。

大阪には、大阪名物お好み焼きではさんだ「大阪バーガー」。

そこに行かないと食べられない名物のハンバーガーがたくさんあります。

旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が調べた、外国人に人気の飲食店ランキングで全国2位に輝いたのが、高山のハンバーガー店。

高山は日本の中部に位置する、江戸時代からの古い町。東京から電車で4時間以上かかります。

飛騨牛という名前の牛肉が有名で、それを使ったハンバーガーが人気を博しています。外国人が客の7割を占めるといいます。

全国1位は大阪市の焼肉店で、3位は東京の寿司屋。どちらも大都市の真ん中の店なのですが、それに対抗して、堂々の2位を、遠くの小さな町のハンバーガー店が獲得している。面白いですね。