知財計画2014 とりまとめ

知財本部の大詰め会合にて、2014計画が座長一任とされました。ぼくの総評コメントです。

コンテンツ政策はファンド設立、著作権法改正など各種施策が講じられてきていますが、成果を上げるのはこれから。今年は更に前進すべく、デジタルネット基盤整備とソフトパワー強化、国内基盤と海外展開の2本柱を議論。それぞれ深堀りのため、アーカイブと音楽のタスクフォースを設置しました。

議論の結果、クラウドサービス、オープンデータ、教育情報化、アーカイブ利活用、音楽データベース整備といった意欲的項目を挙げることができました。これをどう実行に移すかが問題。政権の実行力を強く期待する次第です。

一方、事態は動いている。KADOKAWA・DOWANGO報道には驚きましたが、IT・コンテンツ産業は世界的にもまた次のステージに進む気配です。他方、TPPの交渉模様も報じられており、危機感を抱きます。その進展次第で知財計画も根本的な影響を受けます。知財計画をまとめ、実行を期すと同時に、事態の変化にも対応できるよう身構えておきたいと考えます。

知財計画2014の内容ですが、コンテンツ関連は「デジタルネットワーク基盤整備」と「ソフトパワー強化」の2本柱です。

デジタルネット基盤整備では、クラウドサービス促進、プラットフォーム構築、オープンデータ・ビッグデータ、教育情報化といった重要項目を掲げました。

教育情報化は、デジタル教科書の制度整備について本年度中に課題整理、2016年度までに措置、と時限を明記。遅い、という不満はあるけれど、前進です。

また、アーカイブについてタスクフォースを設けて深堀り。2020年を目標として利活用を進めます。そこでは孤児著作物の利用促進措置が論じられています。超重要課題です。アーカイブ対象として、映画、音楽、マンガ、アニメ、ゲーム、デザインを明記しました。ポップカルチャーに力を入れたいところです。

こうしてようやく今年も計画ができました。aRma、J-LOP、クールジャパン機構など施策は積み上がっています。しかし、海外売上/国内市場は3.8%とか。低下してるんですよね。悩みます。

今回は音楽タスクフォースを設けて海外展開策を検討しました。音楽をモデルとして海外展開の成果を上げたい。特に、「コンテンツに関するデータベースの構築、国際的に共通化されたコンテンツの管理システムの導入に向けた民間での取組が促進されるよう、必要に応じて支援を行う」という項目が光ります。これに力を入れたい。

コンテンツとファッション、食べ物、観光との連携策も重視しています。ぼくもTokyo Crazy Kawaiiのような異業種活動に力を入れつつ、竹芝でそうした場づくりを進めたいと考えます。

ところで山本一太大臣があいさつで、ぼくと5時間メシ食いつつ少年ナイフの歌を歌ったことをバラしてしまったのですが、それは議事録に残るのだろうか・・・