クールでポップな国に来ませんか?

日本に留学しないか? イギリスの学生たちに向け、日本の大学をPRするイベントに参加しました。以下のようなポップカルチャーのお話をしてきました。

東京は2020年に五輪をホストします。では誰が開会式の壇上にふさわしい?トヨタ、ホンダ、ソニー? いいかもしれないが、人物ではありません。マンチェスターのシンジは? いいかもしれないが、アメリカや中国ではさほど知られていません。でも、ガンダム、孫悟空、ピカチュウ。ナルト、デスノート、ブリーチ。彼らなら大丈夫。日本はポップカルチャーの国ですから。

ぼくが初めて海外に出たのは32年前、1981年、ロンドンでした。怖かった。パンクスと暴徒であふれていました。とんでもない目に遭いました。大変な刺激になり、帰国後、少年ナイフというバンドで活動しました。そのバンドは90年代に入り、マイクロソフトのCMでローリング・ストーンズの後釜に座り、世界的に有名になりましたが、その後20年間、日本のミュージシャンは国際展開に成功していません。

ところが奇妙なことが起こりました。初音ミクというミュージシャンがロンドン五輪の開会式で歌ってほしい歌手の国際投票で一位を獲得したのです。結局、ポールが歌ったので実現しませんでした。が、なぜ初音ミク?技術と文化がネットで花開いたんですね。この20年で日本はポップの国に姿を変えたのです。

日本のポップカルチャーはディスプレイを脱しました。例えばロボット。マンガやアニメにインスパイアされつつ、生きるコンピュータとして発達を遂げています。あるいは自動販売機。日本は麺も寿司もバナナも卵も下着も買える自販機大国。このユビキタスなマシンをデジタルメディアに変えようとしています。

ウォシュレットを作った国として、トイレをメディアにしたらどうか。そんな提案をしていたら、セガがホントに作りました。おしっこで対戦するサイネージです。そんなマシンを本当に作ってしまうクレージーな企業がある、これがみなさんに来日して産学プロジェクトに参加することをお勧めする理由の一つです。

アメリカで日本のお菓子がウケてるそうです。日本のお菓子はおいしい。ものづくり力です。そして日本のお菓子はヘンです。キノコの形のチョコや魚の形のクッキーがあります。カールというお菓子にしか現れないおじさんを国民全員が知っています。デザインです。それがネットで買えるようになりました。技術とデザインとネットの組み合わせです。初音ミクと同じなのです。

アドビによれば、世界で最も創造的な国というアンケートで日本は36%で1位。アメリカは26%、イギリスは9%。最も創造的な都市では東京が30%。NYが21%、ロンドンは8%。

どうぞお越しください。