インターネットとできること

われらがCANVASと、Googleが「インターネットとできること」というサイトを開設しました。ネットと子どものいい話が集まっています。日米英仏独中台韓越豪伯イスラエルタイマレーシアパキスタン南ア。さまざまな国の若者が発言しています。

http://withnet.co/

児童ポルノ。自殺サイト。出会い系。ネットいじめ。ケータイ依存症。ネットやケータイの負の側面が盛んにとりざたされ、2008年には「青少年インターネット環境整備法」が成立しました。関係者による取り組みを連携させるため、2009年にはぼくが世話人になって「安心ネットづくり促進協議会」を設立しました。

ネットは百利あって一害あり。利益のほうが多い。だから、陰をなくす運動も大事ですが、その百倍、光をみつめ、光を伸ばす運動が大事。危ない、怖いのその前に、楽しい、おもしろい、べんり、役立つ、を発信すべきです。

私たちはNPO CANVASを軸に、創造力・表現力を高める活動に注力し続けてきました。その一つの形が今回のサイトです。詳しくはサイトをご覧いただくとして、ここでは日本の若者の事例を紹介しましょう。

○17歳 直井綾音さん

インターネットを使った通信制高校、ルネサンス高等学校に通う、いや通わない直井さん。この高校は、年5日の登校日を除き、全てオンラインでの学習です。全員にスマホやタブレットが配られています。芸人志望の直井さんは、学業と芸人生活の両立に挑んでいます。「スマートフォンやパソコンを通じて課題をどこでも提出できるので、時間ができてお笑い芸人の練習との両立がしやすい。」「もっとこういう場が一般的になったら、さまざまなこどもたちの居場所にもなるし、全日制の学校でも、例えば宿題や自習の時にインターネットでの学習を導入してみたらいいのにと思います。」

○11歳 間宮優介さん

間宮さんは、インターネットを使って映像制作の手法であるコマ撮り動画を研究しています。YouTubeにアップされているコマ撮り動画をみて撮影技術の工夫を研究し、試行錯誤を重ねながらオリジナルの映像を制作。全校児童による作品の展覧会で間宮さんが仲間と作ったコマ撮りアニメを発表すると、先生も児童も大絶賛。間宮さんも「作品を褒められたときが一番嬉しい!」と強い自信になったそうです。

○16歳 矢倉大夢さん

Androidセキュリティのエキスパートである矢倉さんは13歳のとき、中学校のパソコン研究部に入り、インターネットが好きになりました。専門スキルのおかげで、今では日本中の大学や技術学会から多数の講演の依頼を受けています。「自分ひとりで解決しようとせず、Eメール、Facebook、Twitterといったツールを使って、助けてくれる人を探してください。みんなお互い助け合っていますし、世界中の人が手を貸してくれます。ソースコードは世界共通言語ですから。」

たくましいですよね。