SIX LOUNGE〜ロックンロールを聴きたい人へ

アーティスト写真(ユニバーサルミュージック提供)

SIX LOUNGE(シックスラウンジ)は、大分発・大分在住のロックバンドである。メンバーは

ヤマグチユウモリ(Gt,Vo)

ナガマツシンタロウ(Dr,Cho)

イワオリク(Ba,Cho)

の3人。ヤマグチとナガマツは高校の同級生で、2012年に結成、活動を開始する。イワオは二人のひとつ年下の後輩で、2015年に加入している。とにかく、彼らの放つロックンロールは、ものすごいパワーでリスナーに迫ってくる。

先日、自分の番組に初めてゲストとして来てくれて、インタビューをした。ヤマグチとナガマツは1996年生まれ、イワオはひとつ年下、ということで、20,21才の若者だ。自分の息子と変わらない。音源だけにしか触れていなかった自分は、果たしてどんな子たちなんだろう、いわゆる“ラジオ番組のインタビュー”として楽しく展開できるだろうか、と、多少の不安があった。長年この仕事をしていると、変な固定観念が生まれて、激しく奏でるロック、若者、今も生まれ故郷に在住、そんな要素から、とっつきにくいのではないか、と勝手に思ったりする。スタジオに現れた3人は、紛れもなく若者だったが、そこには何の嘘もなく、今の想いを素直に語り、屈託なく笑う、気持ちのいいヤツらだった。変にかまえた自分が恥ずかしかった。

番組ゲスト時の記念撮影(FM802提供)
番組ゲスト時の記念撮影(FM802提供)

ヤマグチとナガマツ、二人でスタートしたSIX LOUNGEは、最初からほぼオリジナルの曲でスタートした、という。好きなアーティストの曲のコピー、とかでスタートする人も多いと思うが、コピーするのが面倒くさかった、と。確かに、人が書いた曲を覚えて練習するくらいなら、自分で作った方が楽だ。素直、である。後で加入したイワオは、二人の高校の後輩。地元でライヴする先輩から、チケット売れてないから、お前も来いよ、と。ちょっと怖かった先輩、みたいな感じで話していたが、すでに他のバンドでベースを弾いていたイワオにとって、この二人の先輩には憧れもあったんだと思う。ヤマグチは、「イワオはバンドに人生かけられるヤツだ、と思ったので」自分のバンドに誘った、と話してくれた。“ノーフューチャーな3人”が揃って、このバンドでいこうと思った、とも。ノーフューチャー=未来がない、のではなく、この3人なら自分たちの思う未来を作っていける、と感じたんだろうな、と思う。

作詞はすべてナガマツが担当。始めた時からヤマグチはナガマツに丸投げだった、と。これも面白い。同じ時間を過ごし、一緒にバンドを組んだ友達への信頼はもちろん厚いだろうし、“文才がない的”な思いもあったのかもしれない。ヤマグチは、ナガマツが書いた詞を、ギターを掻き鳴らし、吐き出すように歌い上げる。SIX LOUNGEの魅力の、大きなファクターとして、ヤマグチの声、がある。ナガマツが書く詞、バンドで奏でる音に絶対的な安心感を持ち、委ね、後はヤマグチがすべてを歌に乗せて届けるだけ。そのパワーは圧倒的、である。

今も地元、大分に住み続ける。ヤマグチは、人が少ないのがいい、と言う。イワオは、よく行く回転寿し店が美味い、と嬉しそうに話してくれた。仲間がいて、幼い頃から住む大好きな街にずっといて、想いを歌にして。考えたら、他には何もいらないだろう。

自分がDJを担当するFM802では、今年から、局が選ぶその年イチオシのアーティストを1年間にわたり応援する企画、“802 POP UP!!”をスタートさせた。彼らもそれに選ばれている。

https://funky802.com/popup/

大分出身・在住の日本語ロックバンド、SIX LOUNGE。何か、リセットしたいあなたに、ぜひ聴いてほしい。ロックンロール、である。

SIX LOUNGE official site

https://six-lounge.com/

(敬称略)

(協力:ユニバーサルミュージック/FM802)