Mujack DREAM LAND 2017〜若手アーティスト15組のパワー

第2日(6月24日)終演後の集合写真

6月23日〜25日の3日間、大阪の人気ライヴハウスであるMusic Club JANUS(ミュージッククラブ ジャニス)にて、自分がMCを務める関西テレビの音楽情報番組「Mujack(ミュージャック)」主催のライヴイベント、“Mujack DREAM LAND 2017”が開催された。

Mujackは、今年で放送10周年を迎えた。関西ローカルの深夜番組としては(中にいる人間にとっては、あっという間だったが)かなりの長寿番組となった。6月3日には、大阪のコンサートホールであるオリックス劇場にて、10周年記念ライヴ、“Livejack Special”も開催し、大盛況だった。ケミストリー・スキマスイッチ・ミセスグリーンアップルという人気アーティストに加え、番組の人気コーナーに出演する、いわゆる「リズムネタ芸人」も登場し、幕間も盛り上げてくれた。ライヴももちろん素晴らしく、10周年記念にふさわしい、あたたかいライヴイベントとなった。

今回のMujack DREAM LAND 2017も、10周年の冠を付けた記念イベント、という位置づけだったが、この試みは昨年もおこない、その熱いライヴによる、来場頂いたお客さんの笑顔はもちろん、出演アーティストと番組との関係性も深まり、来年もぜひ、というスタッフや自分の思いも強く、今年も開催する運びとなった。

第1日(6月23日)終演後の集合写真
第1日(6月23日)終演後の集合写真

出演アーティストは、今勢いのある若手15組。大阪の番組スタッフが、普段から足繁くライヴハウスに通い、またライヴイベントも数々開催する中でアーティストとの信頼関係を得て、今回のブッキングに至った。昨年のラインナップも素晴らしく、インディーズ・メジャーを問わず、とにかく今観てほしい、というスタッフの思いあるブッキングに感動し、今年も全幅の信頼のもと、ラインナップを楽しみにしていた。普段、音楽FM局のDJをしている自分も、もちろんよく知っていて応援しているアーティスト、勉強不足で知らなかったアーティスト、会場でMCを担当し、彼らのライヴを観ることで、そして、ライヴ後にいろいろ話して、距離も縮まり、それこそ(昨年の)このイベントで今親しくしているアーティストもたくさんいる。

第3日(6月25日)終演後の集合写真
第3日(6月25日)終演後の集合写真

イベントの元となっている番組は、深夜の放送とはいえ、やはり視聴率も気になる。もともと、音楽情報番組、というコンセプトのもと、ゲストとのトーク中心の企画で、音楽情報を届けつつも、誰でも、深夜に気楽に観られるような番組作りが、長年続いた要素でもあると思う。ただ、10年経ち、音楽シーンも変わり、メディアの状況も変化してきた。それでも、まだ世の中にそこまで知られていないアーティストをズラッと並べて番組を作るのは、本当に申し訳ないんだが、リスキーな部分もある。それでも、今までの番組作りを踏襲しつつも、これからの音楽シーンを担う若手アーティストをフックアップしたい。10年続く番組の認知度は大きい。テレビの前だけではない、リアルに、知ってほしいアーティストのライヴを観られる機会を設けて、もちろん、そのライヴを収録し、全編ではなくとも、番組で1曲でも放送して、たくさんの視聴者の中からひとりでも興味を持ってもらえれば、そこには大きな意義があると思う。

3日間で15組のアーティストが出演した。初日(6月23日)は、I Don't Like Mondays.Official髭男dismTHURSDAY'S YOUTHCIVILIANドラマチックアラスカの5組。

ドラマチックアラスカは神戸発の4人組ロックバンド。この日、関西のバンドは彼らだけだった。ホーム感、ということだけではなく、自分もメンバーと親しくさせてもらっていたりで、番組への愛もすごく感じる素晴らしいライヴを披露してくれた。終演後、みんなで乾杯し、バンド同士が和やかに話しているのを見てると、あー、やってよかった、と毎回思う。こういう場から、バンドごとのライヴで、次の対バンが決まることも少なくない。

2日目(6月24日)は、アカシックピアノゾンビBrian the SunyonigeRhythmic Toy Worldの5組が出演してくれた。

yonige(ヨニゲ)は、大阪の寝屋川市出身、今年上京し、いよいよメジャーデビューを控える女の子2人組。音源は聴いていて気になってはいたが、ライヴを観たのは今回が初めて。ストレートなロック、迫力と繊細さが混在したボーカル力、大阪の子らしいMC、魅力的だった。地元に戻ってのライヴはとても楽しかったようだった。そんな機会をこれからも自分たちが提供できたら、と思った。

最終日(6月25日)は、サイダーガールSHE'SShiggy Jr.LILI LIMITLeny code fictionの5組だった。

SHE'Sも大阪出身のピアノロックバンド。すでに今年はホールツアーも控える要注目のアーティストである。3日間の大トリを、気負いなく、楽しく、務めてくれた。特にこの日は出演バンド同士がもともと仲良くて、ステージでのトークもバックヤードも終始和やかな雰囲気で、とてもハッピーに締めくくることが出来た。

今回、ライヴ写真がないのが申し訳ないのだが、後日ライヴの模様を番組内で放送するので、ぜひ観てほしい。今回出演してくれたアーティストたちが、今以上に、皆の知るところとなり、人気になれば、これ以上に嬉しいことはない。それと同時に、知らなかったアーティストと出会う瞬間、「このアーティストの曲、好きだ!」と感じる最初の瞬間をこれからも提供していきたい。

関西テレビ Mujack HP

https://www.ktv.jp/mujack/

(敬称略)

(協力:メディアプルポ・関西テレビ)