NakamuraEmi~セカンドアルバムで紡ぐライフスタイル・ミュージック

NakamuraEmi(なかむらえみ)。彼女については、一昨年の末、ここに書いた。

NakamuraEmi~唯一無二のスタイルを持つアーティスト、ついにメジャーデビュー

出会いのいきさつは記事を読んで頂きたいのだが、とにかく、初めてライヴを観て、インタビューをして、どんどん彼女の魅力に引き込まれていった。歌、音楽スタイル、そして、彼女自身。小さな体から、大きく放つ歌とオーラ。昨年の1月にメジャーファーストアルバムをリリースしてからは、たくさんの人の知るところとなり、すごく嬉しかったし、ラジオDJとしても見守り続けた。

昨年の夏、FM802の公開生放送にライヴゲストとして来てくれた時、新曲をいち早く披露してくれた。それが、「メジャーデビュー」だった。

衝撃だった。タイトルもだし、歌詞にはもっと衝撃を受けた。いや、衝撃的な内容か、というとそんなことはない、と自分は思う。ただ、“みんなが歌わないこと”というインパクトがすごかった。しかも、奇を衒っているわけではなく、彼女の日常、彼女の思い、なのだ。

まもなくリリースされるセカンドアルバム「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4」。今回のアルバムは、前に書いた記事を読んで頂けば分かると思うが、本当に彼女の生活が歌になっている。学生の頃の自分、“歌い手”になること、今の自分、初めての体験に素直にドキドキし、そして、なんでもないことの幸せ、を噛み締める。メジャーデビューしてからのセカンドアルバムになるわけだが、書き溜めて、ずっと歌っていた曲もあったファーストアルバムからすると、実質、これがメジャーで初のフルオリジナル、と言えるだろう。ただ、「メジャーデビュー」の歌詞にあるように、一切ブレずに、自分のスタイルを貫いている。プロデューサーとして二人三脚で作品を作り続けるカワムラヒロシ氏とのコンビネーションは更なる進化を遂げ、オーガニックな心地よさと、ヒップホップ的な切れ味、そして彼女の歌声が、より聴くものの心に染み込んでいく。

彼女は歌うことを選んだ。歌手~アーティストといえば、特殊に感じる人もいるだろう。確かに、普通の仕事とは違うかもしれない。ただ、“生活と思い”を綴る彼女の歌は、必ず心に残る。自分にとっての「メジャーデビュー」とは何だろう、と置き換える人もいるだろう。もちろん、共感する人もいれば、何を言ってるんだ、と思う人もいるはずだ。それはそれでいい。自分は、当たり前だったことが、どうも当たり前ではなくなってきていると感じる今に、彼女の素直な気持ちで、当たり前に戻してもらっている、そんな気がする。なにより、彼女の歌が好きだ。

毎日マイクの前に向かってラジオの生放送をやっている自分は、より、“ライフスタイルDJ”になりたい、と、ずいぶん年下の彼女が歌う曲たちで、あらためて思った。

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「NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4」

NakamuraEmi

2017年3月8日発売

M1 Rebirth

M2 大人の言うことを聞け

M3 晴人

M4 ボブ・ディラン

M5 ヒマワリが咲く予定

M6 ハワイと日本

M7 めしあがれ

M8 メジャーデビュー

NakamuraEmi 公式サイト

http://www.office-augusta.com/nakamuraemi/

(敬称略)

(協力:日本コロムビア)