KANDYTOWN~今の東京がそこに

今週、メジャー1stアルバムにして初となるオフィシャル・リリースを控える、総勢16名のヒップホップ・クルー、KANDYTOWN。ちょいちょい話は聞いていたが、レーベルから配られたその音源は、とにかくかっこよかった。

Rapper/Beat Maker/DJで総勢16名。ヒップホップ、という面では前述の役割をそれぞれが持っているが、レコーディングのエンジニアもメンバーの中にいれば、フィルムディレクターとして映像を作るメンバーもいる、まさにアーティスト集団である。メンバーのひとりが昨年の2月に不慮の事故で亡くなり、しかしながらそのメンバーの意志も受け継がれ、16名の中に名を連ねている。同じ街で育った幼馴染から、同級生、そして活動を始めて知り合った仲間が、もう10代の頃にはひとつの集団として行動を共にしていたようだ。今年の3月にはリーボック・クラシックとのコラボレーションムービーを制作、注目度の高さを知らしめた。

最近でこそそうでもないが、ついこの間まで、夏の甲子園~高校野球を見ていると、高校球児を何となく年上に感じる、という感覚があった。読者の方々にもある(あった)感覚だと思う。彼らを見ていると、それに似た感覚がある。48歳の今、20代前半から半ば、というメンバーへのその感覚は、憧れだろうか。もうひとつ、大阪(関西)にはない、まさにこれぞ東京、というCOOLな感触。大阪がクールではない、ということではなく、東京独特の感触。九州で生まれ育ち、大阪で20数年仕事をして、その大阪が大好きになり、まさに第二の故郷となった今、やはりそこに長く居ないと分からない(であろう)東京の感触を、彼らはこの上なく今の空気で伝えて、それは外国への憧れにも近いものがあるように思える。まぁ、他に比べりゃ外国同然、なのは、大阪の方だとも思うが。

まだ会ったこともないし、手元の音源、いくつかの映像を観ただけで、詳しく分からないこともたくさんあり、また、ライヴ~その空間を体感してはいないが、とにかく今一番気になっているのは間違いないので、もっともっと彼らのことを知りたいし、これからどう全国に拡散されていくのか(自分も今、拡散しているそのひとりだが)この時点からワクワクと見守りたい。

KANDYTOWN HP

http://kandytownlife.com

(敬称略)

(協力:ワーナー ミュージック ジャパン)