立教大学 経営学部 教授。経営学習研究所 代表理事、最高検察庁参与、NPO法人カタリバ理事など。博士(人間科学)。企業・組織における人材開発・組織開発を研究。単著に「職場学習論」「経営学習論」(東京大学出版会)、「駆け出しマネジャーの成長論」(中公新書ラクレ)「フィードバック入門」(PHP研究所)、「働く大人のための学びの教科書」(かんき出版)などがある。立教大学経営学部においては、リーダーシップ研究所・副所長、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)の主査(統括責任者)をつとめる。
記事一覧
- プレゼンテーションは「内容7割、伝え方3割」!?
プレゼンテーションの出来は、内容が7割、伝え方が3割であるという話です。ワインの喩えを引用して、このことをお伝えしています。
- リーダーの仕事は「内角30度」をつくること!?
組織が向かう方向と、部下が向いている方向。リーダーは、これをどの程度まですり合わせることができるでしょうか。ここでは「内角30度」というメタファで説明しています。
- リーダーはいつも「完璧チーム」を夢みて「不完全チーム」を率いる!?
リーダーは「完全チーム」があたえられることを夢見ます。しかし、実際に率いるのは「デコボコ」「バラバラ」な「不完全チーム」です。チームワークとリーダーシップについて解説してみました。
- 若手・見習いの「長い下働き生活」とは本当に「妥当なもの」なのか?
去年の今頃、「人が育つ左官屋さん」を取材させていただいたときの記事です。かつては「若手・見習い」の時代は「長い下働き生活」をさせられた業界も多かったのですが、それが「妥当か」ということを論じています。
- 「事例くれくれ君」にご用心!?:先行事例をいくら聴いても無駄な「コピペ思考」!?
「なんかよい事例は、ないんですか?」「いい事例がありませんか?」・・・ビジネスの現場、実践の現場はよく聞く言葉です。この言葉のもつ意味を考えた記事です。
- 「栓の抜けているバスタブ」でひとっ風呂浴びると風邪ひくよ? : 知的生産のインプットとアウトプット
知的生産におけるインプットとアウトプットの関係を、「栓のないバスタブ」にたとえて論じたおちゃらけ・エッセイです。自戒をこめて申しますが、やっぱりインプットは大切だと思います。
- 「ダントツ・クオリティの仕事」でサバイブするか、「そこそこ全部できるようになる」か?
「スピード感をもち、メディアによらず仕事ができる表現者」が求められているという話です。逆にいうと、一点ものの専門性で生きていくのなら、ダントツで突き抜けなければならない、ということなのでしょう。
- 「聞くって負けるってことだろ症候群」と「黙ってる=褒めてる病」!? : 変われない中間管理職の謎!?
コーチングなどでは「傾聴」とよく言われますね。「聞く」ということが「負ける」と感じる管理職の方もいらっしゃるようです。今日は、そんな中間管理職の、人にまつわる素朴理論を紹介します。
- 「別に」と「ウザい」と「ノミュニケーション」はつながっている! : 思考停止ワードを癖にしない!?
自分の考えをしっかりと言葉にするから逃げちゃダメよ、というお話です。言葉にすることを省略しちゃう思考停止ワードを避けたいものです。
- 他人の「行動」を変えようとしたときに起こる3つの反応!?:ファイト、フライト、フリーズ
他人の行動は、なかなか変えることができない。変えたいと思う相手からは、どんな反応がかえってきやすいか、というお話です。
- 評価面談時の困ったちゃん達:「フィードバック慣れした人」と「フィードバック恐怖に震える人」!?
評価面談の季節ですね。フィードバック時に時折あらわれる、しかし、どこか憎めない困ったちゃんたちのお話です。
- すぐに「大丈夫です!」と口にしまう人は、なぜ成長しないのか?:フィードバック拒絶の代償!?
もうすぐ12月ですね、、、組織によっては、考課や面談、フィードバックの機会が実施される頃でしょうか。フィードバックを正しく受けることについて書きました。
- 若手が会社を辞めるときの「捨て台詞」とは何か?:仕事を任せるときの3つのポイント!?
若手が会社を辞めるときに残す「捨て台詞」から、管理職が仕事を任せるポイントを考えた記事です。
- 「30年後の未来」には何がどこまで実現していたか?:映画「バックトゥザフューチャー」に描かれた未来
マイケル・J・フォックスさん演じるマーティが、タイムマシンに乗って冒険する映画「バックトゥザフューチャー」が大人気になりましたね。本日10月21日は、そこで描かれた未来の日です。
- 「スーパーメタ社会」を生きるビジネスパーソンに必要な3つの能力とは何か?
現代において、ビジネスパーソンに求められる能力とは何でしょうか。素朴な問いについて考えてみました。
- 「自分のやりたいことを探している」ときは「自分のやってみたいことをやってはいけない」!?
「自分のやりたいことがわからない」ー若者の永遠のテーマですね。僕がたまに東大で学生に話しているヒントをいくつかご紹介しました。
- 「引き際」とは「舞台」を移動することである!?
「引退」や「引き際」をいかに為すか?というお話です。いつか、自分も、もう少し年をとったら、取り組んでみたい研究のひとつです。
- 「自分の頭で主体的に考えなさい!」という言葉にはらむ「矛盾」と「リスク」!?
「自分の頭で主体的に考えろ!」とは、腹をくくらなければ口に出せない言葉です。命令しておいて逆ギレすることがないようにしたいと思います。自戒をこめて。。。
- 「夏休みの自由研究」とは何か?:研究テーマを選ぶときの3つのポイント!?
「夏休みの自由研究」とは何かを考えてみました。
- 悩める親のための読書感想文にわか指導法:長い文章には「糊しろ」が必要である!?
嗚呼、またこの季節がやってきました。夏休みの宿題の定番、「読書感想文」です。今年も我が家は苦戦しそうです。読書感想文の書き方を考えてみました。
- グローバル社会とは「説明社会」である!? : なぜ「大浴場」にバスタオルが浮かんでいるのか!?
グローバル社会の本質とは何か?を観光ホテルの大浴場に浮かぶ無数のバスタオルから考えてみました(笑)
- 激つめ上司による「つめミーティング」が誘発する「思考停止」!?:この世にはびこる精神主義の弊害
上司があんまり「つめる」と思考停止になっちゃうよ、というお話です
- 「なんじゃ、この組織は!」という転職時の違和感はいつ消えるのか?:中途採用者の「違和感ノート」の行方
人は、はじめて組織に足を踏み入れたときには、「なんじゃ、この組織は!」という違和感を感じるものですね。しかし、その違和感は次第に消えていきます。
- 部下の仕事を「組織の戦略」に紐付ける方法!? : 定例職場ミーティングのアジェンダを工夫する!?
ふだんのミーティングのあり方を少し工夫することで、仕事をする意義などが感じられるようになるのかもしれません。
- 大学で学ぶことで身につけられるものとは何か?:「囚われ」から自由になるための「俯瞰的思考習慣」!?
大学で学ぶことで身につけられるものは何か?ということを書きました。囚われから自由になるための学問を、リベラルアーツ(教養)と呼びます。