立教大学 経営学部 教授。経営学習研究所 代表理事、最高検察庁参与、NPO法人カタリバ理事など。博士(人間科学)。企業・組織における人材開発・組織開発を研究。単著に「職場学習論」「経営学習論」(東京大学出版会)、「駆け出しマネジャーの成長論」(中公新書ラクレ)「フィードバック入門」(PHP研究所)、「働く大人のための学びの教科書」(かんき出版)などがある。立教大学経営学部においては、リーダーシップ研究所・副所長、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)の主査(統括責任者)をつとめる。
記事一覧
- 「教える経験の少ない人」が、他人に何かを教えるときに、ついつい、陥ってしまう3つの罠
「教えること」にあまり経験のない人が、他人に何かを教えなければならないときに、最も陥りやすい罠は、「詰め込み」「バラバラ」「一方向」の3つです。こんな症状、お近くで見たことありませんか?
- 「中途慣れ」していないニッポンの組織、「ではの神」になりがちな転職者!?
組織が「中途採用」にどの程度慣れているのかをさす言葉に「中途慣れ」があります。日本には「中途慣れ」していない組織が多そうです。転職者の方も、中途になれていない場合は「ではの神」になってしまいがちです。
- 「最近の新人は打たれ弱い」のか、そもそも「仕事環境が無理ゲー」なのか!?
「最近の新人は打たれ弱い」という言葉をよく聞きます。今日は、これが本当なのかを考えてみました。新人が仕事をする環境が「過酷」になっている現実を見詰めることも一計だと思います。
- 他人からどんなに指摘を受けても「成長しない人」の7つの特徴!?
他人からどんなに「耳の痛い指摘」を受けても「成長しない人」の特徴を7つにまとめてみました。「大丈夫です!」とすぐに言っちゃう人、「とはいいますけどね・・・」と言っちゃう人は要注意かもしれません(笑)。
- 「行き当たりばったりの業務アサイン」では、なぜ業務能力が伸びないのか!?
シャバワールドでは、今日も「行き当たりばったりの業務アサイン」がおこなわれています。しかし、右からきたものを左に異動するような業務のアサインは、能力を形成しません。その理由を考えてみました。
- 「コーチング」とか「アクティブラーニング」するなら「教えちゃ絶対にダメ」なんでしょ病!?
「コーチング」や「アクティブラーニング」という言葉をよく聞きます。今日は、その言葉にまつわる危険な呪縛について考えてみました。教えなければならないときは、自信をもって、きっちり教えませんか?
- 「なぜ〜しなかったんだ!」と詰問されたら、どう答えても「さらに激怒」が待っている!?
「なぜ〜しなかったんだ!」私たちは、子どもや部下に対して、こんな言葉をよく用いますね。その言葉は「二重拘束」が潜んでいます。要するに、どう答えても、ロクなことがない、とのことです。
- 伝わらないプレゼンは「宛先のないラブレター」のようなものである!?
「聞き手を念頭に置かずにプレゼンテーションすることは、"関係各位"に対してラブレターを書くことに等しい」という名言があります。聴衆本位のプレゼンテーションをしたいものです。
- 「ホワイト企業」の「ブラック職場」に巣くう「ブラックマネジャー」!?
「ブラック企業」「ホワイト企業」という「二分法的な企業分類」が人口に膾炙していますが、もう少しだけ掘り下げて考えてみました。注目したのは「ホワイト企業のブラックな職場」です。
- 「就職するには業務経験が必要だが、経験するには就職してなきゃならない」という無理ゲー的就職活動!?
「就職するには、すでに業務経験をもっていることが必要だけど、業務経験を得るには、どこかで一度働いたことがなければならない」という「冗談のようなジレンマ」に、グローバルの若年層はリアルに直面しています。
- プレゼンや試験などで「緊張・あがり」をほぐす方法!?
プレゼンテーションや試験などで「あがり・緊張」をほぐすためのマイメソッドをご紹介しています。「あがり・緊張」を「なくす」のではなく、「ほぐす」というところがポイントです。
- あなたは「子どものおもちゃ」になっていませんか?
子どもに向き合う大人は、子どもを「見ている」ようでいて、子どもから「見られる」存在です。大人は子どもに「見られて」、常に「値踏み」されています。1度「おもちゃ」になった大人の運命は?
- かつて「レジャーランド」と呼ばれた「大学」でうごめいていた「あまりにダークな共犯関係」
あるビジネスパーソンの方々と、大学教育について議論したときのお話です。「きちんと教えていないこと」と「自ら学ぼうとしないこと」は、「共犯関係」を結んでいる、というお話です。
- 「頭のよい人」がおこなう会議のファシリテーションに起こりがちな「3つの落とし穴」!?
「頭のよい人」は、その「頭のよさ」ゆえに、会議をうまくファシリテーションできない傾向があるように思います。その落とし穴を3つにまとめてみました。
- 「ビジネス書」の書き方入門!? : ビジネス書の文章の秘密とは!?
「ビジネス書の文章」とは、いったい、どのような特徴をもっているでしょうか。敢えて「論文」と対比させることで、考えてみましょう。
- 「残念な研究計画書」に陥らないために心がけたい5つのポイント!?
研究をはじめる前に書くのが「研究計画書」です。今日の記事は、研究計画の書き方に関する記事です。今日は、敢えて「そう書くと、残念な研究計画になっちゃうよ」という事例を紹介します。
- 上司にケチョンケチョンに罵倒されて「やる気スイッチ」が入る人なんていない!?
新入社員や若手社員をケチョンケチョン厳しくしかり、「発憤」させようとする行為は、成功するのでしょうか? それは「合理的行為」「効率的」と言えるのでしょうか? 叱り方を考えます。
- 人は「育てる」のか、それとも「勝手に育つ」のか!?
人材業界には、「人は育てる」のか、「人は育つのか」という問いが、いつも、語られています。今日は、この問いについて考えてみました。皆さんはどう思われますか?
- あなたの職場では「OJT」は、こんな「ドツボ」にはまっていませんか?:OJTの泣きどころを考える
日本企業の人材育成は「OJT」だと言われています。たしかにOJTは、うまくいけばパワフルです。しかしそれは同時に「泣きどころ」ももっています。よりよいOJTをつくるために、今日は泣きどころを考えます。
- 「人を育てること」とは「待ちこがれること」である
誰かを「育てる」ときにもっとも大切なことは「待つこと」である、というお話です。しかし、私たちはなかなか「待てない」ですよね。
- 「若手の指導役」として働ける中高年ビジネスパーソンの特徴!?
昨今、中高年の働き手の方々が「若手の指導役」として再雇用、役職定年を迎える事例が多くなっています。しかし、どんな人でも「指導役」になれるわけではありません。指導役として働ける条件を考えてみました。
- 現代「就職面接」裏事情!?:留学しているはずなのに、留学経験を語れない不思議!?
「朝から晩まで就職面接で留学の話を聴かされる」「みんな口を揃えて留学経験があるっていうんだよな」という採用面接官のボヤキから、留学について考えてみました。昨今の留学事情についてもわかるかもしれません。
- 専門家を秒殺で「オワコン」にしてしまう「黒魔術」のような方法とは何か!?
専門家は、メディアのうえで、いかにして「専門家」ではなくなっていくのかを論じています。クワバラ、クワバラ。
- 映画「トップガン」から学ぶ「人が育つための3つの秘訣」!?
30年くらい前に超絶・大ヒットした映画「トップガン」(トム・クルーズ主演)を見ると、「人が育つための3つの秘訣」をひそかに学ぶことができます、というお話です。
- 「何かに挑戦している大人」と「何をやってもつまらなそうな大人」:就職のワンポイントアドバイス!?
就職や進路選択には、さまざまな「ステレオタイプ」が存在します。「組織の規模」で、人の働き方やモティベーションを考えない方がいいんじゃないの、という余計なお世話的記事です。