立教大学 経営学部 教授。経営学習研究所 代表理事、最高検察庁参与、NPO法人カタリバ理事など。博士(人間科学)。企業・組織における人材開発・組織開発を研究。単著に「職場学習論」「経営学習論」(東京大学出版会)、「駆け出しマネジャーの成長論」(中公新書ラクレ)「フィードバック入門」(PHP研究所)、「働く大人のための学びの教科書」(かんき出版)などがある。立教大学経営学部においては、リーダーシップ研究所・副所長、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)の主査(統括責任者)をつとめる。
記事一覧
- ビジネスで成果をだす人は、「偏差値が高い頭がいいだけの人間」じゃない!?
ビジネスで成果をだすためには、どのような行動が必要なのでしょうか?あるビジネスパーソンの語りから考えてみました。
- 「目標を設定するとき」に注意したい「目先病」と「数字病」!?
生産性をあげるためにもっとも大切なことは「目標設定をすること」です。今日はそんなときに陥りやすい罠について書いてみました。
- ビジネス書で目にした「フレームワーク」でくねくねしているオッサン注意報!?
ビジネスシーンでは、SWOT分析など、さまざまな「フレームワーク」が存在します。今日は、このフレームワークについて雑感を書いてみました。
- 「粒揃い」になっていく教育機関、「粒が揃わなく」なっていく仕事世界!?
「粒揃い」になっていく教育機関と、さっぱり「粒が揃わなくなっている仕事の世界・職場の世界」について考えてみました。何が「安心」かは、意見の分かれるところかと思います。
- 女性活躍推進に必要なのは「完全無欠のロールモデル」なのか?
女性のリーダーが生まれないのは、職場に、彼女たちの「ロールモデル」になるような人がいないからですよ、という論がよく聞かれます。それって本当なのか、と考察してみました。
- 「コーチング」するなら「教えちゃ絶対にダメ」なんでしょ病!?
部下に「気づかせる」ための育成手法として「コーチング」がブームになったのは、10年くらい前でしょうか。しかし、それが行きすぎ、コーチングが「教えちゃダメな方法」として広まっているところもあるようです。
- 伝わるプレゼンは「しょっぱな3分」で決まる!?
伝わるプレゼンは「開始冒頭、最初の3分」で決まると言われています。ここには、どんな注意点があるでしょうか。
- マジックワード「〜ていうかさ」を使いすぎていると「頭」が悪くなる理由!?
「・・・ていうかさ」という言葉は、前後のロジック(論理)をぶっ飛ばして、好きな言葉をつなげられるマジックワードです。こういう言葉を使いすぎると、頭が悪くなる、というお話です。
- 「マネジャーになる」とは「水戸黄門的世界」からの離脱である!?
管理職(マネジャー)になるとき、人は、どのような挑戦課題にぶちあたるでしょうか。今日はそのことを「水戸黄門」にたとえて考えてみました。
- 「変化」を拒絶する3大キャラ「事例くれくれ君」「うちは特殊君」「事例ないのか君」!?
あなたの組織にも「事例くれくれ君」「うちは特殊君」「事例ないのか君」がいらっしゃいますか? 彼らは「自社・事業の変化」のために「他社事例」を求める!? 愛すべきキャラクターです
- 学生時代の「アルバイト選び」のときに意識しておきたい、たったひとつのこと
学生時代といえばアルバイトをする方が多いでしょう。その際、どのように仕事を選びますか。「自分の経験値をためる」という観点から、この問いを考えてみました。
- よいインタビューをするために知っておきたい「4つの質問」!?
なるべくリアルに、なるべく生々しい本音を引き出すために、どのようなインタビューやヒアリングをすればよいのかを考えてみました。
- 待てない親と、一人でできない子ども!?
子どもにどこまで自分のことを自分でさせるか、というお話です。親は、いかに手をださずに、待てるか、という話でもあります。
- 最近、職場で「OJT」が機能しないのはなぜなのか?
「人材育成はOJTで!」とよく言われます。しかし、最近、それが機能しなくなってきた、という意見もよく耳にします。それはなぜでしょうか?ちょっとややこしい議論になりますが、これを考えてみました。
- マネジャーとは「グレー」を生きること:「白黒つかない世界」へようこそ!
マネジャーのもとに寄せられる意志決定は、その多くが「白黒つかないもの」ばかりです。今日は、そんなマネジャーの意志決定について考えてみました。
- 「他社の事例」をいくら聞いても、さっぱり活かそうとしない「事例くれくれ君」にご用心!?
いつも他社の実践事例を収集しているけれども、いっこうに、自社に活かそうとしないで、不満ばかりを述べている人のことを「事例くれくれ君」と命名しました。今日は、そんな愛すべきキャラクターのお話です。
- どんな専門家でも、確実に「オワコン化」させる「黒魔術的方法」とは何か?
専門家を「ダメ」にしていく「黒魔術」のような方法が書かれています。驚くほどシンプルで、効果はテキメン。別の読み方をすれば、「専門家が専門家でなくなっていくプロセス」としても読むことができると思います。
- 大学院サバイバル!? : 先行研究のまとめ方、陥りやすい3つの罠!?
大学院生が研究論文をかくとき、まず最初にぶちあたる壁は、先行研究を読み込み、整理することです。そのコツを書いています。
- 「何かに挑戦している大人」と「何をやってもつまらなそうな大人」はどこにでもいる!?
組織に縛られたくないと述べる学生ほど「組織という枠」に縛られていることもあるよね、という話です。
- 米国人マネジャーより日本人マネジャーの方がグローバル!? : 日本人の海外勤務を支えてきた3つの要因
米国人マネジャーと日本人マネジャーの海外赴任で、どちらが成果を達成できるか、という研究を紹介しています。その後で、日本人の海外勤務を支えてきた3つの要因をさぐっています。3つとは何でしょうか?
- 巷にあふれる「むごいパネルディスカッション」の5つのパターン!?
セミナーやフォーラムで、よくパネルディスカッションという名のやりとりがプログラムに組まれます。今日はパネルディスカッションが陥りがちな罠を考えてみました。皆さんも被害にあったことありませんか?
- 「ただちに変わって欲しいあの人」こそ「変わらない」のはなぜか?
「今すぐ変化することが必要だと誰もが同意する、問題を抱えた個人」には、「変化をうながすような働きかけ」は皮肉なことに、なかなか届かない、というディレンマを論じたものです。
- 問題解決の質を左右する、たった「ひとつのこと」とは何か?
問題解決にとって本当に大切なことは、いったい何でしょうか? 問題解決の手法でしょうか?見失われがちなのは「何を問題とみなすのか?」という視点です。しょっぱなコケれば、皆コケます。
- 悩める社会人の大学院進学入門!?:業務経験の悩みがそのまま「研究」にならないことがあるのはなぜか?
僕の研究室には、社会人経験をへて大学院に来られる方がほとんどです。社会人大学院生が、研究を志すとき、陥りやすい悩みについて書きました。
- 若い社員に仕事を振ると「なぜですか?」と逆質問される:人はなぜイラッとくるのか?
新入社員に仕事を振ると「なんでですか?」と「仕事の意味」聞かれたことのある方は多いのではないでしょうか? そして、そのとき、人は「イラッ」とくる。今日は、なぜ人はこのとき「イラ」つくのかを考えます。